新型コロナウイルスの影響でジムに通えなくなり、自宅でのトレーニングを始めた人も多いのでは。Dream box(ドリームボックス:福岡市)が提案する日本初上陸の家庭用EMSトレーニングスーツ「Active(アクティブ)」を着用すると、短時間で効率的な運動効果があると聞き、イムズ(福岡市中央区)7階の「visiongym(ビジョンジム)」で早速体験してきました!
着て運動するだけ! ボタンひとつで操作も簡単
EMS(Electrical Muscle Stimulation:筋電気刺激)とは、低周波の電気刺激で筋肉を収縮させ、運動させること。通常、筋肉は脳からの指令によって運動しますが、EMSはこの指令と同じ刺激を電気で与えるもので、リハビリなど医療の分野でも採用されています。 日常生活ではあまり使わない体の内側の筋肉(インナーマッスル)に働きかけるため、EMSとトレーニングの動きを組み合わせると、短時間でも質の高い運動効果を得ることができるといいます。
まずは簡単に「Active」の説明を受けます。体調をチェックし、EMSの使用に問題がないか確認します。 スーツは一見、競泳用の水着やウエットスーツのよう。内側にある18個の電極パッドを肌に密着させて、筋肉に電気信号を送る仕組みです。 3XS~2XLとサイズ展開も豊富なので、自分の体形にぴったり合ったものが選べます。非常に伸縮性があるので、着替えもスムーズ。実際に着てみると、キュッと少し絞られるようなフィット感があります。
「Active」の特徴のひとつが、汗で通電するためジェルなどが不要なこと。スイッチを入れる前に、軽いウオーミングアップ運動で発汗を促します。 20~30回スクワットをして、じんわり汗をかいてきたら、準備OK!
操作は、ウエストにあるデバイスの電源を入れ、部位(胸、腕、腹、背中、ヒップ、太もも)と強度レベルを選んでボタンを押すだけ。バッテリーやコードはスーツに内蔵されていて、いつでもどこでも、すぐにトレーニングできます。 刺激の感じ方は、体内の筋肉や脂肪、水分の量などによって個人差があるため、様子を見ながら少しずつ調整します。電気風呂のように、少しピリッと感じるくらいがちょうどいいレベル。最初は、下半身から徐々に刺激を強めにしてスタートするのがいいそうです。
徐々に負荷を上げながら、全身の筋肉に効率的にアプローチ
いよいよトレーニングスタート! まずは器具を使った4つのメニューに挑戦しました。自分のペースで20秒続けたら少し休み、さらに20秒。これを3、4周繰り返すサーキットトレーニングです。
見た目以上にハードな運動で、額から汗が吹き出します。夢中で体を動かしていると分かりにくいのですが、電気の刺激で腕の筋肉が引っ張られ、肘が勝手に曲がるような感じがします。
EMSスーツに慣れてきたら、徐々に刺激レベルを上げていきます。続いて、器具を使わずに体幹を鍛える自重トレーニング。マットがあれば、自宅でも取り入れやすいメニューです。
たった30分で全身汗だくに。心地よい疲労で効果を実感
ウオーミングアップを含め、約30分のトレーニングが終了。しばらくは体のポカポカと汗が止まりません。普段あまり意識することのない胸の上部や二の腕、背中の疲労を一番感じました。
ちなみに、この「Active」は家庭の洗濯機で丸洗いOK。特別なメンテナンスの必要もありません。家庭用なので特別な器具もいらず、1日30分着て運動するだけの手軽さで、自宅での運動にぴったり! パーソナルトレーナーやプロスポーツ選手にも愛用者がいるそうです。忙しい人の時短トレーニングや、すぐに体を引き締めたい人に、ぜひお薦めです。 現在Dream boxでは、「Active」(通常価格19万8,000円)を12月31日(木)までの期間限定で15万円で販売しているほか、レンタル(1カ月1万5,000円、初月半額)も取り扱っています。興味がある人はぜひ同社のサイトにアクセスを。 ※価格は税別