季節のフルーツパスタが絶品! 福岡市・薬院【KIMUSHO キム翔】

 福岡市中央区薬院にある「イタリアンとTSUMAMI KIMUSHO キム翔」。季節のフルーツパスタや自家製バターが人気の話題店だと聞きつけ、行ってきました!

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人気の自家製バター。意外な組み合わせに驚き

 お店は西鉄天神大牟田線、福岡市地下鉄七隈線の薬院駅から徒歩約7分、平尾1丁目交差点近くにあります。イタリアなどで修業したオーナーシェフ・木村茂幸さんとマネジャー・宮永翔太さんが2018年にオープンしました。店内は落ち着いた雰囲気です。

 夜のコースは2種類。「おまかせメイン付きコース」(6,050円、※6月まで)は、前菜盛合せ、温前菜、パスタ3種類、メイン、デザートの全7品。メインは霧島ポーク、青森産鴨(プラス550円)、NZ産牧草牛ヒレ(プラス550円)から選ぶことができます。もう1つは「おまかせコース」(5,500円、※6月まで)。前菜盛合せ、温前菜、パスタ4種類、デザートの全7品で構成されます。どちらも当日届く食材でメニューが決まるそうです。

 7月からは新しく、「KIMUSHOコース」(全6品、5,500円)と「SHOコース」(全3品、2,750円)を開始。お昼のコースも展開されているので、詳しくはインスタグラムでチェックしてみてください。

 この日は「おまかせコース」を注文。「前菜盛合せ」は、タイラギの貝柱のマリネ、自家製パテ、自家製ロースハム、ピスタチオと塩キャラメルの自家製バターがのったライ麦バケット、トウモロコシの冷製スープ、赤玉ねぎとコンビーフ、豚足のテリーヌ、野菜のピクルス、と盛りだくさんです。

 中でも印象的だったのがピスタチオの自家製のバター。バターとの組み合わせに意外性を感じながら食べてみると、ピスタチオがほのかに香って、まろやかな味わい。緑の色合いも鮮やかです。温前菜は、「本カツオのレアグリル」。赤玉ねぎ、ミョウガなどが添えられ、分厚く切られた本カツオをステーキのように食べます。

 そして、パスタがぜいたくに4種類も味わえるのがうれしいポイント! 見た目に華やかで、味わい、食感などにそれぞれ特徴のある「ダブルチェリーの冷製スパゲッティー二」、「とうもろこしのリゾット カラスミがけ」、「カマスと夏野菜のジェノベーゼスパゲッティー」、「アマトリチャーナ リガトーニ」が登場。

 特に心引かれたのが「ダブルチェリーの冷製スパゲッティー二」。デザート系の味を想像しましたが、サクランボ、サラミ、チーズ、レモン、ミントが調和した深みのある味わいで、後味はさっぱり。しっかり”食事感”がありました。

 デザートはマンゴースープとバニラアイスで爽やかにお口直し。食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ココアから選べます。ワイン、カクテル、ソフトドリンクなども豊富にそろっています。

 自家製バターはテイクアウトが可能で、お土産などにおすすめ。定番はピスタチオバター(1,800円)、塩キャラメルバター(1,300円)、エスプレッソバター(1,300円)、ヘーゼルナッツバター(1,500円)。旬替わりのバターもあり、夏にかけて桃レモンバターを提供予定!

 7月、8月中旬にかけては、桃を使ったパスタがお目見えします。例年人気のため、すぐに予約でいっぱいになるそうです。

 マネジャー・宮永さんの温かいおもてなしと、シェフ・木村さんが手がける丁寧で意外性のある料理の数々を味ってみては。

イタリアンとTSUMAMI KIMUSHO キム翔

住所:福岡市中央区薬院3-7-16 1階
電話:092-753-7435
営業:
<6月まで>昼12:00~15:00(最終入店13:00)夜17:00~22:00(最終入店20:30)
<7月から>昼11:30~15:30(最終入店14:00)夜18:00~22:00(最終入店20:30)
定休:日曜(ほかにも不定休あり)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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