みんなどれくらい貯蓄してる? 年代別データと目標貯蓄額をチェック

 将来のことを考えたとき、現在の貯蓄額で十分なのか気になりますよね。今回はファイナンシャルプランナーの川畑が、年代別の平均貯蓄額や貯蓄すべきタイミングについて紹介します。収入のうちどれくらいを貯蓄に回せば良いのかも解説していきますので、これからのライフプランを立てる上で一つの目安としてみてください。

目次

【年齢別】1世帯当たりの平均所得額と平均貯蓄額はどれくらい?

 まずは平均的な年収と貯蓄額を確認してみましょう。厚生労働省が実施した「2019年 国民生活基礎調査の概況 Ⅱ 各種世帯の所得等の状況」のデータを一部まとめました。

世帯主の年齢 1世帯当たり平均所得金額

ファンファン福岡編集部

(※厚生労働省 2019年 国民生活基礎調査の概況 Ⅱ 各種世帯の所得等の状況|参照元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html

 上記の結果によれば、平均所得は50代でピークを迎え、平均貯蓄は60代が最も多くなっています。65歳以上は退職をして年金が収入の中心となる人が多くなるため、所得額と貯蓄額はともに減少傾向にあります。

 一概には言えませんが、年齢を重ねると病気や怪我のリスクも高まります。その一方で収入源が少なくなることを考えると、65歳を迎える前にしっかりと貯蓄しておきたいですね。ただ、これはあくまでも平均値です。全体としては500万~700万が中央値になりそうですから、まずはそのラインを目標に貯蓄することをおすすめします。

お金がかかるのはどのタイミング? 貯めどきをチェック

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 20代、30代は結婚、妊娠、出産と大きなライフイベントを迎える人も多くなるでしょう。本格的な貯蓄を開始するのにも良いタイミングとも言えます。夫婦でどれくらい貯蓄ができているか、一度確認してみるのも大切ですね。

 40代になれば、子育てや住宅ローンなど長期的な支出が発生することが考えられます。子どもの進学先などによっては、仕送りなども必要です。したがって、出来れば毎月一定の貯蓄をするように意識をしておきたいところです。

 50代に入ると、自分自身の老後資金についても考える必要が出てきます。60代の後半からは収入源のメインが年金となるため、それまでに生活を支えられるだけの貯蓄を準備しておくことが重要です。これらをふまえ、具体的に収入の何割を貯蓄に充てるべきなのかを確認していきましょう。

収入の10~15%を貯蓄へ回せることが理想

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 ここまで年齢別の平均所得や平均貯蓄額を見てきましたが、収入のうちどれくらいを貯蓄に回せばよいのか気になるところですよね。

 令和3年調査結果の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によれば、貯蓄をしている人のうち、全ての年齢層において年収の10%~15%を貯蓄に回す人の割合が最も高くなっています。
(※金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果|参照元:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2020/20bunruif001.html

 したがって、例えば年収が500万円の場合、月々4万円~6万円程度を貯蓄に回すことが理想と言えます。40歳から月々5万円の貯蓄を開始したとすると、年間で60万円、60歳のときには1,200万円の貯蓄ができていることになります。夫婦で協力すれば、より多くの貯蓄を積み上げることが可能かもしれません。

コツコツ資産が積み上がる仕組みづくりをして貯蓄を増やそう

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 家庭を持てば子供の養育費や住宅ローンなど、長期的な支出が発生するケースも多くなります。これらは金額も大きくなるため、ついつい貯蓄は後手になってしまうかもしれません。そこで財形貯蓄やつみたてNISA、iDeCoなどを利用し、毎月少しずつでも資産を増やしていく仕組みづくりを始めてみることをおすすめします。

 ポイントは、貯蓄や資産形成のために回したお金は簡単に崩せないようにすることです。
 急な出費が怖いという場合は、定期預金など比較的解約しやすい手段を選ぶのも良いかもしれません。今回ご紹介した調査結果はあくまでも平均値ですが、ご自身の現状と比較するための目安として活用してみてください。

(ファンファン福岡公式ライター/川畑彩花)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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