病院と希望が合致!? クリスマスが誕生日になった娘

 娘は、クリスマスが誕生日。「ロマンチックでいいね!」と言われることも多く、産前は夫とも、「出産がクリスマスかお正月に重ならないかな」などと、冗談交じりに話していました。希望は叶い、半ば強引なかたちでクリスマス産まれになったのです。

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あの手この手を使って、何とかクリスマスに出産

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 ハイリスク妊娠だった娘の出産は、陣痛促進剤を使った計画出産でした。出産予定日は年明けだったのですが、荷物をまとめて入院するように言われたのは、予定日よりも1週間以上早い12月23日のこと。  「今日は子宮口を開く為の処置をして、明日のお昼ごろから点滴で陣痛促進剤を入れていきます。お産が順調にすすめば、クリスマスイブが誕生日になりそうですね」  「クリスマスイブ!」助産師さんの説明を聞いていた私と夫は、「ラッキー!」と顔を見あわせました。  もちろん、赤ちゃんに合ったタイミングで元気に産まれてくるのが一番。ですが、誕生日がクリスマスやお正月に重なると、ちょっと特別感があっていいな、と思っていました。  明けて24日。予定どおり陣痛促進剤の投与がはじまりました。けれども、徐々に促進剤の量を増やしていっても陣痛の起こる気配はないまま、夜になってしまい、促進剤の投与は一旦中止されることに。  「イブには産まれなかったけど、明日はクリスマスだし」夫婦でそんな話しをしながら翌朝を迎え、陣痛促進剤の点滴が再開されました。数時間ごとに量を増やし、MAXまで投与しても、陣痛はなかなかつきません。あっという間に夕方になってしまいました。  残念だけど、どうやらクリスマス産まれも無理そうだな…と思いはじめたとき。  「卵膜剥離しましょう!」助産師さんが言いました。  担当医や看護師さんたちがバタバタとやってきて、いわゆる「内診グリグリ」の処置をされると、それが刺激になって陣痛が始まりました。2人目の出産だったこともあり、その後はお産の進みも早く、娘は1時間も経たずに産まれました。  「おめでとうございます! 予定どおり、クリスマスがお誕生日になりましたね。よかった、よかった!」  「ありがとうございます!」スタッフさんたちに祝福され、私と夫もほくほく顔。  クリスマス産まれになったのは偶然ではなかったのかもしれない…。そう思いはじめたのは、産後、母子同室が始まってからでした。

年末の産院は新生児で大にぎわい!

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 産後の入院は個室を希望していたのですが、25日の夜はすでに満室。個室が空くまでの数日間は、大部屋で過ごしました。  新生児室へ行くと、産まれたての赤ちゃんの寝ているコットがずらりと並んでいます。赤ちゃんを預かってくれる夜中などは、満車になった駐車場のような状態です。  「年末だからね。ここ数日は特に混んでるわよ」と、助産師さんが話してくれました。  母子ともに元気に退院したのは、暮れも押し迫った12月30日。ほかの赤ちゃんたちはすでに退院してしまったらしく、たくさんのコットがならんでいた新生児室は、数人を残して嘘のようにガランと静まりかえっていました。  年末年始、病院の外来はお休みです。会計窓口はやっていないため、出産費用は後日支払うことに。正面玄関も開いておらず、時間外通用口から帰宅しました。  私のように計画出産する場合は、なるべく病院側の人手が少なくなる年末年始を避けるように予定を組まれたのかもしれないな、と納得しました。  同じような事情でクリスマス産まれになった赤ちゃんは、意外に多いのかもしれない、と思った出来事でした。 (ファンファン福岡公式ライター/桐谷きこり)

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