「喋りたいから子ども見てて!」図々しいママ友 仰天エピソード

幼稚園の送迎バス停での話です。ママ同士で話していると、子どもが目の届かないところに行ってしまうのに、いつも放置してお喋りを続けるママ友。子どものことは他のママに丸投げです。「見てもらって当然」という態度の図々しいママ友に降りかかった危険なトラブルとは?

目次

送迎バス停で井戸端会議

写真AC

 私は5歳と2歳の兄弟を育てています。長男の幼稚園送迎バス停は、見送りの後、ママ達が残ってお喋りします。幼稚園や家族の話で盛り上がり、長時間になってしまうことも。

 ママ達の中には未就園児を抱えた人もいます。ベビーカーでおとなしくしているうちはいいのですが、2歳くらいになると動き回るようになり、遠く離れた歩道を走ったり、駐車場でかくれんぼをしたり、危険な遊びをする子も増えてきました。

 バス停近くには広場や公園はなく、お店や駐車場などがあって車や人が多い状態。2歳の子どもを放置するのは危険です。でも子どもに付き添うと、一度ママの話の輪から抜けなくてはなりません。結局、子どもを連れて戻っても違う話題になっていることが多く、その疎外感が嫌でなるべく離れたくないと思っていました。

 そんな中、ママ友の1人Aさんが
 「今しゃべりたいから、ちょっとうちの子みといて~」私を含め、下の子を連れたママに子どもの世話を丸投げしてくるようになりました。“ちょっと”と言いますが、10分経っても話をやめる気配はありません。勿論その間、丸投げママの子どもは私達が預かったままです。

 私も下の息子がいるのであまり話の輪には入れず、Aさんの子どもに付き添っていたのですが、よその子を見るのは正直嫌でした。しかも毎回Aさんからお礼や謝罪は一切なし。絶対に話の輪を抜けようとしない態度に不信感を抱きはじめました。

ついに、子どもが危ない目に…

写真AC

 私は幼稚園バスを見送ると
 「仕事だから帰る」と言うようにして、下の子がいる他のママも用事を理由にすぐ帰宅するようになりました。
 
 その日も、丸投げママAさんは自分の2歳の子どもを放置して話し込んでいたそうです。他のママ達も気にかけていなかったようで、Aさんの子は近くの駐車場を好きに動き回ります。挙句の果てに、通勤ラッシュの歩道に走り出て、歩いていた高齢男性にぶつかったそうです。

 「危ないな!」周りの人が皆振り返るぐらいの大声で男性が怒り、Aさんは急いで子どもを捕まえ、男性に謝ります。幸い子どもも男性も、けがはなかったようですが
 「こんな人も車も多いところで子どもを放置するな!」とAさんも他のママも一緒にひどく叱られたのでした。

自分の非は認めない!

 その後もAさんは
 「子どもが走るのは仕方ない。おじさんの方がどいてほしい」とか
 「いつも○○ちゃんママが見てくれたのに、いなかったから怒られた!」と全く反省せず、男性や私達のせいにしていたとか。

 それを聞いて「もうAさんと関わりたくない」と私はうんざり。他のママもそう思ったのか、皆バスが出発するとすぐに帰るようになっていきました。
 Aさんは不思議そうでしたが、私達は挨拶や最低限の会話のみで、距離を置くようにしました。

 気まずくなっのか、Aさんはしばらくしてバス停を変わることになりました。今では挨拶だけする仲ですが、以前のように長話をすることはありません。

 子どもがいるとママの行動は制限されがち。時にはゆっくり話したい、と思うママは多いでしょう。でも他の人に子どもの面倒を押し付けるのはマナー違反ですし、今後こういうママに出会ったら距離を置くのがベストだと思います。

(ファンファン福岡公式ライター / sunsun)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次