死にそうに暑い日が続きます。
それなのに、電力が不足するから節電を、という話になってます。
熱中症になったら命が危ないので、ご年配の方やからだが弱い方はエアコンを使うときは使うべきでしょう。
少々耐えられる余力のある方には、私が少しだけ涼しくなる方法を伝授します。と言ってもこの話を書くのは二回目ですが。
これですぜ、これ。
ハッカ油です。ドラッグストアでも買えますが、今回はデパートの北海道物産展で買った北見産のハッカを取り上げます。ハッカは英語では「ミント」。ペパーミントガムとかのあのスッとする成分です。「サクセス」などのトニックシャンプーで頭がスースーするのもこのミント成分のせいでしょう。
パッケージの箱から涼しげな色合いです。
どう使うのでしょうか。箱には「マスク・ハンカチに垂らして」と書いてあります。外出するときにはそれが良いかもしれません。
私のおすすめは、風呂のお湯に入れての入浴です。
浸かる前に適量入れます。
その適量の加減がなかなか難しい。初めて使ったとき、ようわからんで入れ過ぎたら、ちょっと湯に入っただけですさまじい冷感が全身を襲ってきました。大慌てで風呂場から部屋に出て、押し入れからふとんを取り出し引っかぶりましたが、「ここは南極か北極か」ぐらいの寒気で歯がガチガチいいました。毛布まで出して小一時間震えた思い出があります。威力がすごいです。
これ読まれているみなさんは、まず数滴、少なめに入れてみて涼しい感を味わえる分量を体感してみて下さい。あまり少ないとこれまた効果がないので、最初は難しいと思います。
イイ感じの「ハッカ油浴」が出来るようになったら、風呂から上がっても2,3時間は肌のヒンヤリ感が保たれます。その間はエアコンをかけずとも過ごせるはずです。自宅の電気代節約になり、世の中の停電を防げるかもしれません。
私、十年近く前の単身赴任中、部屋のエアコンがぶっ壊れ、修理が混んでいて1か月以上かかり猛暑の7、8月に頭がおかしくなりそうな夜を過ごしました。扇風機を最強にして寝ても熱風が吹き付け、夜中に何度も目が覚めては水風呂(これもさ湯みたいにぬるかった)に浸かりました。そんなときになんとか生き延びられたのもハッカ油の存在を知ったからです。
この北見のハッカ油、まずまずよかお値段ですが、バカ高くなった電気代を余分に払うことを考えたらメリットあると思います。どこでもは売ってませんが、ネット通販もあります。
最初に書いたように、北見のでなければ、ドラッグストアでも買えます。
ダマされたと思って一度ためしに風呂に入れてみて下さい。