メルカリ教室で教えていただきました ☆久留仁譲二の小市民だより☆

 メルカリを始めて1年弱。ぼちぼちモノを売ったり買ったりでこれまでの取引は34件。意外な商品が即売れしたり、欲しい実用書を安く買えたり、それなりに楽しんできました。

 そんなとき、メルカリさんから「教室に参加しませんか?」というご案内のメールが届きました。

 無料だし、「もう一段自分をレベルアップしよう」と、最近メルカリを始めた友人を誘ってメルカリ教室に行ってまいりました。

 教室は博多駅のマルイ3階にある「メルカリステーション」で開かれます。オンラインの講座もありますが、せっかく実地に対面で学べるというので、JRでやって来ました。張り切って早く着き過ぎたので、開始時刻まで大博通りはさんで向かいにあるブックオフでいっとき過ごしました。

 私たちは、午後1時からの部をネット予約して来ましたが、満席です。6人という少人数なので、ていねいに教えてもらえます。午後3時以降は空きがあるようで、飛び込みでも参加できるようです。

 いよいよ席に着いてメルカリ教室開始です。厳重な仕切りのされたコロナ対策バッチリの二人用のテーブルに着きます。

 【メルカリで売ってみよう】出品実践の始まりはじまり。

 「みんなのメルカリ教室」という77ページにわたるテキストが全員に渡されます。ラッキーなことにもらえます。

 出品実践、とのことですが、参加者はみな出品経験者でした。私と同じくレベルを上げてより良い成果を求めての受講と思われます。

 出品の際の値段の決め方のコツとか、タイトルのつけ方、売れやすい商品説明とはなど、これまで無造作にやってきたことにも細心の気遣いが必要なことがよくわかりました。ほんのちょっとした違いではありますが、やはり我流ではダメで、上級者(メルカリの方ですが)のアドバイスは説得力あります。

 実践編なので、この場でそれぞれ持ってきた商品を写真撮影から実際の出品までやってみます。

 私も、いつどこでもらったかも定かでない2足1セットの靴下を持ってきました。

 元々入っていた箱のまんま送ろうとすると、厚みがあり過ぎて送料が1ランク上がって利幅が減ってしまうので、箱から出した姿で売ることにします。

 困ったのはなぜかどこにもサイズ表示が書いてないことです。先生に相談したら、「実際に測った大きさを書いたらいいですよ」と。なるほど、こんなこと意外に思いつかないです。備え付けのメジャーを貸してもらい、タテ横測ってそれを書き込みました。

 今回使いませんでしたが、メルカリステーションには、こんな写真撮影の出来るボックスがあります。そうなんですよねえ。なかなか写真撮影って光の加減とか他のものの映り込みとかあって難しい。家にこんなのあればいいなあと思ってました。こんな立派なのは無理ですが、似たようなものを手作りしてみたいと思います。

 売れた商品はこの場からでも発送できるのでしょうか。”計測七つ道具”が備えてあり、販売もしてます。

 私の場合、家から徒歩5分の場所にクロネコヤマトの営業所があるので、いつもそこから送ってますが、それ以外にもセブンイレブン、ローソン、郵便局と色々送る場所はあり、なかなか便利なしくみです。

 いただいたテキストに沿ってポイントを解説してもらい、質問にもお答えしていただきました。

 私も前から疑問に思っていたことを訊ねました。それは、「メルカリ便を使わずに郵便で直接購入者ご本人に商品を送った場合の配送状況などの確認はどうするのか?」ということでした。

 お答えは当然ながら、「その追跡は出来ない」ということでした。まあ、しょうがないですよね。値段の張るものはやはり安心安全のためにメルカリ便を使わないかんですね。

 私はその後、家に戻って売れた安価な扇子を郵便で送りました。無事に先方に届き、ほっとしました。

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 1時間の教室、あっという間でしたが、なかなか充実、満足いたしました。

 講座終了後ステーションの中を見て回ります。当たり前ですが、「メルカリ一色」で興味深いです。

 そうか、Tシャツとか服の写真はこんなマネキン的なものがあると映えますなあ。

 すっかり”メルカリ色”に染まった私と友人は、その後博多駅にあるダイソーとセリアの両百均をのぞき、梱包用資材など物色しました。両ショップとも私たち同様、メルカリ色のコーナーに場所を割いていました。もはやメルカリは社会インフラの一端を担ってるのもかもしれません。高く売れないときでも、赤字さえ出なければ捨てるつもりだったモノが誰かの役に立つと思うとうれしくなります。これもSDGsの一つですかね。

 友人は、梱包用の袋とか、送れる厚みなのかかどうか一発で測れる複数のサイズの穴のあいた定規とか色々買いました。彼のメルカリばなしについては、いずれ別の機会に書きたいと思います。

 さて、しめくくりはメルカリとは関係ない、というか真逆の立ち位置ともいえる高山質店の看板です。以前、「アプリで売らずにぃ~持ってきてぇ♪」と歌うCMをやってました。

 メルカリやヤフオクなどネットで売るモノと高山質店で買い取ってもらうモノは明らかにジャンルが違う気がします。

 今とんでもない価格に高騰している金(きん)はもちろん高山で売った方が良いです。CMで「アッゲアゲ↑」とやってます。一方着古したTシャツとかキャンプ道具を売るにはメルカリが良いと思います。私のかつての職場の後輩は、3千円ほどで買って数年着たパタゴニアのTシャツを何と!3千円で売り、喜んでました。

 ちなみに、上のデカい看板は、渡辺通りと城南線が交差する道路にあります。

 ということで、話がそれたまま終わりますが、私の好きな高山質店のテレビCMのこともいつか書きたいと思います。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

米国の本家と同い年のシニアブロガー。毎晩長いときは30分に及ぶ歯磨きを欠かさない。最近覚えたメルカリへの出品にはまっている。
17年乗った作業用の軽トラックをカッコいいカーキ色の新車に買い替えた。

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