「この値段は…」贈り物を本人の前で品定めする<ドン引き義父>

 長男の初宮参り、両家の親を招き自宅で食事会を開催。義父は自他ともに認めるお酒好きなので、私の父がお土産に日本酒を持ってきてくれました。会も盛り上がってきたところで酒瓶を手に取る義父。次の瞬間、口から出た言葉に一同絶句しました…。人からのお土産を目の前で品定めした義父のお話です。

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マイペースな義父

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 普段からマイペースで、喜怒哀楽も顔に書いてあるような義父。歯に衣着せぬ物言いが多く、良く言えば素直、悪く言えば相手の気持ちをまるで考えずに発言してしまうので、私も結婚後、慣れるまでは付き合い方に苦労しました。
 例えば、私たち夫婦が4年間妊活をしていたさなかにも、
 「そんなこと(不妊治療)しなくたって、(子どもは)できるものだ」と暗に通院を否定されたこともあり、そのストレートな物言いは、真に受けるとストレスそのものです。

 先日、長男の初宮参りのお祝も兼ねて、久しぶりに両家で集まり食事会を開くことにしました。
 私の父は、義父が特に日本酒好きということを知っていたので、「せっかくの席だから」とお土産に日本酒を持ってきてくれました。(ちなみに義父母からのお土産はありませんでしたが…)
 「ありがとうございます!」と同じくお酒好きの夫が、立派な箱から出し、おいしい状態でいただけるように冷蔵庫に入れて冷やします。

義父の爆弾発言で凍りつく宴席

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 食事会も中盤、盛り上がっていたところで、夫が冷蔵庫から先ほどの日本酒を取り出します。それを見た義父が
 「せっかくなので◯◯さん(実父)からいただいたお酒も開けましょう!」と音頭をとり始めました。

 何をするかと思えば、おもむろに瓶を手に取りラベルをなめ回すように見ています。次の瞬間、ドヤ顔で
 「ああ! これは◯◯県産の◯◯だから、◯◯円くらいかな! ん~まぁ、良いお酒ですね!」と品定めを始めたではありませんか! 一瞬、その発言の失礼さに気づいた人たちで場が凍りつき、変な空気に…。しかし、義母は気が付かず微笑んでおり、発言を咎めるわけでもありません。

 見かねた実父が、
 「あ~そうですね、それくらいですかね…」と顔を引きつらせながらフォローする始末。肝心の義父は場が凍ったことに気づくこともなく、我先に
 「ん~! おいしいですねぇ~」とケチに近い品評を下したそのお酒を堪能していたのでした。

その後

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 後日、実父から聞いた話では、本当は義父の言っていた値段よりも良いお酒だったそうで、義父の発言に内心は頭に来ていたとのこと。そして、その発言を義家族が誰一人として注意しなかったことにも違和感を覚えたのだそう。

 実父は昔から人の悪口を言うのが嫌いで、大抵のことは気にしない大らかな性格だったので、そんな父を持ってしても「頭に来た」と言わしめる義父の面の皮の厚さに、怒りを通り越して呆れてしまったのでした。

 夫にも、なぜ発言をあの場で咎めなかったのかを聞いたところ、
 「そのやりとりは俺も覚えているし、嫁ちゃんのお父さんには悪いと思っているよ。でもそれをあの場で父さんに言っても、こっちの真意が伝わらず余計に場をこじらせるだけだと思った」と言い逃れに近いスタンス。失礼な義家族の言動で、自分の親に不快な思いをさせてしまったことを後悔し、
 「次、お義父さんが何か失礼なこと言ったら、絶対うちの親の方を立ててよね!」ときつく念押ししたのでした。

(ファンファン福岡公式ライター/西本結喜)

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