ひょうたん型の大入島でオルレ体験!ゆったり流れる島時間

大分県佐伯市は大分県で一番南に位置しています。 佐伯湾に浮かぶ周囲わずか17㎞のひょうたん型の島には自然を存分に楽しめる九州オルレ「さいき・大入島コース」があります。 佐伯港からマリンバス(定期船)でわずか15分の大入島(おおにゅうじま)ではゆっくり時間が流れています。 自然を満喫して大入島の優しいおもてなしも体験してきました。

目次

いざ!ひょうたん型の大入島(おおにゅうじま)へ

福岡からはJRを使って佐伯入り。佐伯駅から佐伯港までは歩いて15分。 さらに「マリンバス常栄丸」乗船後、あっという間に大入島に到着します。デッキで風を受けながら気持ちいい時間になりました。 到着後、オルレコースに出かけました。今回は短めコースを体験です。

出典:Marilyn Yoshida

オルレにスタート!まずは「舟隠(ふなかくし)」へ

島に到着するとガイドさんがお出迎えしてくれました。今回はガイドさんの案内で絶景スポットの「空の展望所」まで向かいます。 最初に訪れたのは「舟隠(ふなかくし)」という小さな湾になっている場所です。この日はあいにく曇りで風が吹いていたのですが、穏やかで風のない日は湾が鏡になる場所だとか。美しい写真が撮影できます。海の風を感じながら気持ちよく歩くことができました。

出典:Marilyn Yoshida

湾を渡る細い道「海の細道」は絶好のフォトスポット!

湾にかかる堤防「海の細道」はフォトスポットとしても人気の場所。 歩いている姿が絵になります。

出典:Marilyn Yoshida

オルレの楽しみ「自然を感じて歩く」を満喫しよう

次は絶景スポットの「空の展望所」へ向かって登っていきます。 なだらかな登り坂で、昔は島の子供たちが分校から本校に通う通学路だった山道を歩きます。ガイドさんに花や木々の名前を聞いて、話をしながら、風景をゆっくり楽しんで歩きます。

木々の間を歩いて緩やかな坂を上っていきました。この日は風もあってとても心地よく歩くことができました。

出典:Marilyn Yoshida

わかりやすいコースの目印 リボンや矢印に沿って歩こう

木製の青と赤の矢印やコースの目印のリボンが設置されていてコースがわかるようになっていました。木の枝などにくくられている赤と青のリボンはコースの目印です。 木製の英語のKの形に似ている矢印は青が正方向、赤が逆方向を表しています。

出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida

空の展望所に到着しました。この日は曇りでしたが、澄み渡って晴れた日には遠く四国まで望めるさいき・大入島オルレコースの絶景ポイントです。尾根にある展望所なので遠くまでを見渡すことができました。

出典:Marilyn Yoshida
出典:佐伯市観光協会

今回は、午後到着だったため、短縮コースの体験でしたが、木々の間を歩き澄んだ空気を吸って元気と英気がわいてきました。

島の人との触れ合いも魅力の大入島

島に宿泊したこの日、夕食は島のお母さんたちの料理いただくという幸運に恵まれました。 大入島産の大入島オイスターや魚の煮つけに新鮮な刺身など海鮮三昧。おいしい日本酒で大宴会。 島民のおもてなしを感じながら、ここちよい疲れで更ける夜になりました。 また訪れたい大入島です。

出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida

心も体もリフレッシュ!大入島でオルレ体験のススメ

さいき・大入島オルレコースは、潮風の気持ちよさも山の中を歩く楽しさも味わえるものでした。自然に触れてリフレッシュすると気分も変わり元気になりました。時間に追われずゆっくり過ごした島の滞在。優しく穏やかな島民の方との触れ合いも楽しい思い出になりました。 佐伯港から船で15分ほどで遠くまで旅に来たようなリラックスした気分になりました。 ひょうたん型の大入島で友人や家族とオルレ体験をしてみませんか? お問い合わせ先  大入島オルレセンター 090-2474-3866(応答できない時間もあり) 大入島食彩館   0972-23-2535 佐伯市観光案内所 0972-23-3400 マリンバス常栄丸 0972-22-2356 1日11便往復

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡在住。日本旅行作家協会会員・旅行ライター・ ㈱Amazing Public Relations代表取締役。複数の企業での広報や宣伝PRを経験し、現在は観光PRや企業や自治体の広報アドバイスやPR企画、広報コンサルティングを手掛けている。

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