聞いたことはあるけど、よく知らない…そんな人が多いのでは? 今回は「遺贈」のことや、社会貢献団体についてなど紹介していきます。
「遺贈」という言葉を聞いたことはありませんか?
「遺贈」とは財産や遺産の一部、または全部を社会貢献団体などに寄付をすることです。人生最期の社会貢献として考えている人や親類がいないことから財産が国庫に入ってしまう人は、本人の思いや意思を反映した形で、財産を贈る手段にもなるということで、注目が集まっています。 特に年齢が高くなるにつれ、その関心が高まっていっています。
遺贈寄付ってどこにすればいい?
遺贈寄付の候補となる団体は、認定NPO法人や公益財団法人、学校法人や地方自治体など多岐に渡り、その活動内容もさまざまです。 もし寄付先に迷った時は、自分の人生を振り返り、経験や価値観が共感できる団体を見つけてみるといいかもしれません。ここでは5つの団体を簡単に紹介しています。
認定非営利活動法人 フローレンス
設立から16年、子どもの虐待・貧困や医療的ケア児家庭の支援など、親子の「助けて」の声を拾い上げ、その課題を事業で解決しています。時には行政を巻き込み、制度そのものを変えてきました。どんな親子も笑顔でーそんな社会を目指す団体です。
認定特定非営利活動法人 カタリバ
「家計が苦しくて進学をあきらめた」。日本でも「7人に1人が相対的貧困」(※)とされる今、コロナ禍での困窮は一層深刻です。カタリバは2001年に設立し、困窮する子どもたちへ安心して学べる機会と温かい食事を提供しています。(※)出典元:令和元年国民生活基礎調査
日本赤十字社
「人間のいのちと健康、尊厳を守るため、苦しんでいる人を救いたい」と思う多くの人に支えられ、活動しています。国内外の災害における医療チーム派遣のほか、防災教育など地域に根差した活動も展開しています。
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
世界では今、紛争や迫害で約8,000万人が住みなれた故郷を追われています。国連の難民支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、あなたの遺志とともに難民の命と希望を未来の世代へつないでいきます。
公益財団法人 交通遺児育英会
交通遺児育英会は、1969年に設立。半世紀にわたり、保護者が交通事故で亡くなったり、重度の後遺障がいのため、経済的に修学が困難になった子どもたちの高校や大学などへの進学を支援している民間の団体です。
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問い合わせ:日経エージェンシー 電話番号:03-5259-5430