【FINA世界水泳FUKUOKA】開幕1年前トークイベントリポート

 2023年7月に福岡市で開催されるFINA世界水泳選手権2022福岡大会の開催1年前を記念したイベント「FINA世界水泳FUKUOKA 開幕1年前トークイベント~ROAD TO FUKUOKA~」(FINA世界水泳選手権2022福岡大会組織委員会主催)が2022年7月14日、博多駅前広場で開催されました。

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“ビッグイベント”世界水泳福岡大会 2023年7月14日開幕!

 今回のイベントは山笠で盛り上がる博多駅前の飾り山前の特設ステージで開催されました。イベントの開会に伴い、大会組織委員会副会長で福岡市長の高島宗一郎氏が登壇。長法被姿で登場した高島市長は、「いよいよ来年の7月14日に世界水泳福岡大会が開催されます。日本では50万人が観戦に来て、世界では約40億人がTVで観戦する、オリンピックに次ぐビッグイベントです。素晴らしい形で世界中から多くのお客さまを迎えられればと思います。皆さんどうぞよろしくお願いいたします!」と大会開催への意気込みを語りました。

 続いてステージ上には、ゲストとしてアーティスティックスイミングの乾友紀子選手、アーティスティックススイミング日本代表ソロコーチの井村雅代コーチ、競泳元日本代表の松田丈志さん、水球元日本代表キャプテンの志水祐介さんが登壇しました。

 先月開催された世界水泳ブダペスト2022でアーティスティックスイミングソロ種目で日本人史上初となる2冠を達成した乾選手は、2つの金メダルを掲げて登場し、「プールの中だと自分の世界に入れるのですが、こういった形で皆さんの前に立つ方が緊張しますね」と少し緊張した様子。優勝した先日の大会について聞かれると「ブダペスト大会の開催発表を聞いたときは少し動揺したのですが、ずっと今年5月に開催される予定だった世界水泳福岡大会に合わせて練習をしてきたので、準備は万全でした」とコメントしました。

「池江璃花子選手、15歳の成田実生選手たちが楽しみ」(松田さん)

 競泳日本勢の活躍について、松田さんは、「序盤は日本勢がなかなか苦戦していたのですが、最終的には男子競泳界で3つのメダルを獲得できて良かったかなと思います。」と日本選手団の活躍を振り返り、「来年は、女子は池江璃花子選手も出場されると思いますし、若手だと15歳の成田実生選手なども楽しみですね。世代交代という意味合いでもぜひ注目してください」と本大会への期待を話しました。

 また、飛込に関しても「先日のブダペスト大会で日本飛込勢はメダル3つを獲得するなどとても力をつけています。今回のメダルも、2001年に福岡大会で寺内健選手がメダルを獲得していて以来、21年ぶりのメダル獲得でした。いい流れで来ているので、来年さらに良い結果が生まれそうですね」と話しました。

 水球の元日本代表キャプテンで、熊本市の親善大使を務める志水祐介さんは、水球の魅力に関して、「水球は、泳ぐ、投げる、ぶつかるがそろった “キングオブスポーツ” と呼ばれるスポーツです。初めて見る人でも楽しめるような、わかりやすくて激しい展開が魅力です。水球選手は身体も逆三角形で、今の日本代表にはイケメン選手も多くいます。そういった視点からも楽しめると思うので、ぜひ一度、水球を見に会場まで足を運んでいただければうれしいです」と水球の魅力を伝えました。

「21年前の福岡大会を見て、メダルを取りたいと思い始めた」(乾選手)

 21年前の世界水泳福岡大会の話がテーマになると、乾選手からは「21年前の福岡大会で立花・武田ペアが日本人として初めて優勝したのを見て、自分もメダルを取りたいと思い始めるようになった」と話したうえで、「そして今年ようやく、自身7回目の世界水泳でようやくメダルを取れました。自分が21年前の福岡大会を見てメダルを目指すことになったように、福岡での世界水泳が子どもたちの夢につながってくれるとうれしいです」と大会に込めた決意を明かしました。

 井村コーチも21年前の立花・武田ペアの金メダルを振り返り、「福岡でのあのメダルが、日本アーティスティックスイミング界としては史上初めての金メダルだったんです。今いる博多駅前では号外が出るほど歴史的な瞬間でした。そんなご縁がたくさんある福岡でまた世界水泳が開催されるのは本当嬉しいことです」と、貴重な当時のエピソードを話しました。

2023年8月の世界マスターズ水泳九州大会にも注目

 イベントでは、2023年7月の世界水泳福岡大会後に続けて同年8月に開催される世界マスターズ水泳九州大会が紹介され、開催都市の鹿児島市の下鶴市長、熊本市の中垣内副市長がステージに駆け付けました。アーティスティックスイミング開催都市である鹿児島市の下鶴市長は、「選手の皆さんが最高のパフォーマンスができるよう準備してまいります。そして鹿児島には、芋焼酎、黒豚、桜島、温泉など、魅力がたくさんあります。ぜひ多くの人に鹿児島に来てもらい、鹿児島の魅力を体感していただきたいと思います!」と鹿児島の魅力を話しました。

 また、水球の開催都市である熊本市の中垣内副市長も、「熊本は、”水の都” というキャッチフレーズがあり、おいしいものもたくさんあります。万全の受け入れ体制でお迎えいたしますので、皆さんぜひお待ちしております」と呼びかけました。

 最後に、本大会への意気込みを聞かれた乾選手は、「22年ぶりの福岡での世界水泳で、新しい歴史も生まれると思うので、ぜひ会場にも足を運んでいただいて、たくさんの応援をいただながら泳げるのを楽しみにしています! 応援よろしくお願いします」と決意を語り、会を締めくくりました。

 大会は、来年7月14日(金)から7月30日(日)の間、マリンメッセ福岡をメイン会場に競泳、飛込、ハイダイビング、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミングの全6種別76種目が行われます。日本で世界水泳が開催されるのは22年ぶり2回目。今回のイベントを行ったマリンメッセ福岡B館は水球、隣接するA館は競泳とアーティスティックスイミングの競技会場です。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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