「カシャ!」勝手に娘と私を撮影する、恐怖のカメラママ

 子育てサークルで出会ったママは異常な程写真を撮る人。いつも一眼レフで子ども達を勝手に撮影していました。そして段々とママ達のことまで撮影してくるようになってもはや隠し撮り?

目次

勝手に子どもを撮影するカメラママ

写真AC

 私は5歳と2歳の兄弟を育てています。上の子が1歳の時、子育てサークルに参加していました。児童館や公園で一緒に遊ばせていると、一人のママの動きが気になりました。
 「カシャカシャ!」カメラのシャッター音を響かせ、子ども達を何十枚も撮影しているのです。

 カメラママは30代前半ぐらいで、一人っ子の女の子がいるママ。社交的でしたが、相手の話を聞かずに自分の話ばかりするような人でした。それに加えて写真の件もあり、何となくサークルでも浮いている存在でした。

 確かに子ども達が遊ぶ姿はかわいいので撮影したくなるのは分かります。でも写真を勝手にSNSに載せてトラブルになった話も聞きますし、子育てサークルとはいえ、許可なく撮影されるのは決していい気はしませんでした。

もはや隠し撮り?!

 サークルのメンバーは、次の活動日程を決めるため、時々LINEで連絡を取ります。その時、必ずカメラママは自分が撮影した写真を何十枚もまとめてメンバーに送ってきました。

 見ると子ども達だけでなく、ママ達の写真も勝手に撮られています! 子どもと遊ぶ姿、ママ同士で話す姿、そして後ろ姿や横顔、持ち物や自転車など知らない間に沢山撮られていてゾッとしました。

 正直写真を送られるのは毎回苦痛です。気付かない間に写真を撮られ、LINEで共有されるのが嫌だったので、私は写真が送られても無視していました。他のメンバーも同じように思ってたようで、誰も写真について触れることがありませんでした…。

ついに堪忍袋の緒が切れた!

写真AC

 ある日、私が子どもと近所の交差点で信号待ちをしていた時のことです。カメラママが私達に気づき、近づいてきました。
 「こんにちは、お出かけですか?」と聞かれ、
 「ええ、まあ」と答えカメラママを見ると… もう私達を撮影していました!

 「いやいや、やめて!」と注意したのですが
 「撮っちゃいましたー あはは」とこちらの気持ちは全く気にしていない様子。

 信号が変わり、私達が歩き出してからも後ろからシャッター音が聞こえ、まだ撮影していました。もはや恐怖でした。この件をきっかけに、もう会いたくなかったので私はサークルに行くのを止めました。しかし、その後もカメラママは子ども達やママ達を勝手に撮影し続けていたようです。子ども同士は仲良く遊んでいたので、他のママは強く
 「やめて」と言えなかったそうです。

いつの間にか引っ越したカメラママ

 やがて子ども達は幼稚園に通う年齢になりました。カメラママの子と私の子は違う園でしたが、近所だったので時々出会うことも。会う度に写真を撮ってきましたが、相手にするだけ無駄だと思い、挨拶だけして立ち去るようにしていました。しかし数カ月ぐらい経つと、ぱったりと会わなくなったのです。サークルメンバーに聞くと、カメラママは引っ越したとのこと。

 幼稚園でも勝手によその子どもやママを撮影して、それをSNSにも投稿していたとか。保護者からクレームが出て問題になり、さすがに居心地が悪くなったのか引っ越したようです。

 なぜ、そんなに写真を撮るのか? 会うと急にカメラを向けてくるのはなぜか? はっきりした理由は聞けなかったのですが、正直引っ越してくれてホッとしました。引っ越し先でも同じようなことをして周りを困らせていないか心配です。

(ファンファン福岡公式ライター / sunsun)

あわせて読みたい
【時が止まった衝撃の一言】 娘が写真を見て放った言葉に崩れ落ちる 小学1年生の娘は自撮りが大好き。スマホのカメラは性能も良くなりフィルター機能も充実しているので、毎日私のスマホで自撮りを楽しんでいます。娘の撮り溜めた写真を見返し成長を楽しむことは私にとっても大切な時間。そんな癒やしのひとときが、娘からの衝撃の一言で膝から崩れ落ちることになるなんて…
あわせて読みたい
双子なのに着物は一着… 七五三写真はマジック写真!? 子どもの成長をお祝いする七五三。義母が思い出の着物を持ってきてくれましたが問題が。双子の娘に対して一着の着物しかありません! 記念写真は少々荒業になりました…。しかし後日嬉しいサプライズがあったのです。
あわせて読みたい
卒業文集の写真トラブル! みんな自分の子どもが一番かわいい?!  わが子の小学校では、小学5年生の児童と、5・6年生の保護者が卒業文集や卒業式の手伝いをする伝統があります。任意なんですが、ほぼ強制…。新学期から毎月5人前後のメンバーが集まり、2月の文集完成するまで活動することになっています。 今回はそこで起こった出来事と、先輩ママから聞いた話を紹介します。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次