パートで偉そうな態度だった同僚! 立場がなくなった瞬間とは…

私は以前、ディスカウントストアで働いていました。意欲的に働いていたことを認められパートから社員になったのですが、3年後に諸事情で退職。仕事内容は好きだったので、今度は家庭と仕事を両立できる時間帯で働けるドラッグストアのオープニングスタッフの仕事を見つけました。新しい職場で、新たな気持ちで働こうと経験者ということはあえて言わずにいたのですが…。

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ドラッグストアで働くことに

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 ディスカウントストアで働いている頃、仕事が楽しくて、毎日時間があれば仕事のことを考えていたと思います。
 社員として3年経った頃、それまでは「楽しい」だけで頑張ってきた仕事でしたが、残業や休日出勤が増え、家族よりも仕事という生活に疑問を感じ退職を決意。

 でも仕事内容は自分に合っていると思っていたので、しばらく経って、新しくできるドラッグストアがオープニングスタッフをパートで募集しているのを見た時、心がひかれました。短時間で時給もよく、休みも自由に取れるということで応募すると採用に!

研修を受けていないのは私だけ

 初出勤の日、採用された品出しパート6人が顔を合わせることになりました。1人は既存店から異動してきたベテラン女性。他は大学生の男の子、40〜50代の主婦3人と私です。

 私以外は、みんな近くの既存店で研修を受けてきたそうです。ベテラン女性以外は
 「この仕事は経験がない」と言っていたので、私も新しい職場でまっさらな気持ちで頑張ろうと、職歴については何も言いませんでした。

 品出しといっても、並べ方は店によってルールが違います。それさえ覚えれば商品を出すのはどこでも同じ。
 先に研修を受けた中で、全日程を受けたのは大学生と、主婦の中で一番若いママBさん。2人はベテランパートから直々に指導されたので自信もあるのでしょう。他の同僚になんとなく上から目線なのが気になりました。

偉そうな態度の同僚が変わったワケとは?

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 ある時、ベテランパートからの指示で、同僚パートBさんの健康食品の品出しを手伝うよう言われました。
 「手伝います」と駆け寄ると、迷惑そうな顔で
 「自分でできるんで」と断られてしまいます。たくさん残っているようでしたが、それ以上何もできず…。

 それをベテランパートに伝えると、生活用品を出すように指示が。生活用品は以前担当していたし、商品の並べ方はどのお店でもほぼ同じだったため、あっという間に終わりました。そこへBさんが
 「手伝います」とやってきました。あと3つほどだったので
 「もう終わります!」と言うと
 「え、もう?!」と驚いた様子。

 「前の職場と同じ並びだったんで」と言うと、びっくりしています。
 Bさんは、結局商品の場所がわからず、ベテランパートが交代して、私の手伝いをするよう命じられたようでした。何もできないと下に見ていた私が、実は経験者と知ってバツが悪そうでした。

 その後、Bさんは私に対しての態度を変え、逆にフレンドリーに接してくれるようになりました。でもマウントをとりたがる人だとわかったので、深い付き合いはせず当たり障りのない距離を保っています。

 Bさんは、少し先に入ったから自分は他の人より上だと思っていたのかもしれません。でも所詮はパートです。上下関係なんて作らず、気持ちよく仕事ができる方がいいと思った出来事でした。
 今では私も仕事ぶりを認められるようになり、楽しく仕事を続けています。

(ファンファン福岡公式ライター / ともともママ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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