【アジア代表日本2022】キックオフ!ワークショップ開始、太宰府天満宮にて記者発表

 8月1日11時より太宰府天満宮旧東屋にて、「アジア代表日本2022」のワークショップ「WORLD PEOPLE CUPをつくろう」が始まりました。

目次

ワークショップ「WORLD PEOPLE CUPをつくろう」

ワークショップ会場の様子

このワークショップは「アジア代表日本2022」の総合企画演出でアーティストの日比野克彦さんの考案によるもので、「人も心が入っている器」と見立て、CUP(器)を「想いが宿るモノ」という意味として捉え、参加者それぞれのカップを制作します。

FIFAワールドカップアジア最終予選に参加した46か国の人々が、自国の文化を携えて世界に向かう気持ちを、太宰府の粘土・天草の磁器土で表現していくというものです。

最初に参加国を紹介する写真を選びます

初日であるこの日は中国、フィリピン、グアムの3か国をモチーフに、ワークショップを行いました。
参加者の皆さんがそれぞれの国の自然や伝統、文化を紹介する写真を参考に、太宰府と天草の土を使ってそれぞれの思いを形にしていきます。

親子連れの方もたくさん参加されました
完成した作品たち。後日に野焼きされ、九州国立博物館などに展示されます。

地元の太宰府高校美術部の皆さんや、太宰府天満宮、九州国立博物館に訪れた方にもご参加頂き、たくさんの作品が完成しました。

記者会見の様子

14時からは記者発表が行われ、日比野克彦さんを始め、本企画の「アジア代表日本2022」の実行委員長の西高辻信宏(太宰府天満宮 宮司)さんと副実行委員長の中村弘峰さん(人形師)、九州国立博物館の副館長の山田信吾さんが登壇し、この企画の説明や意義、今後の展開についてお話して頂きました。

ワークショップの成功を願いお祓い

ワークショップは前記と後期に分かれ、出来上がった作品は太宰府市内のキャンプ場で野焼きした後、九州国立博物館と東京藝術大学国際交流会館で展示される予定です。

どなたでも参加できるこのワークショップ。4年に一度の「アジア代表日本2022」にぜひご参加ください。太宰府の地から、アートを通じてワールドカップに参加しましょう!

アジア代表日本2022 ワークショップ「WORLD PEOPLE CUPをつくろう」

開催期間:前期 2022年8月1日(月)〜12日(金)
     後期 2022年8月20日(土)〜9月4日(日)
開催時間:10:00〜16:00(随時受付)
開催場所:太宰府天満宮 旧東屋(屋内)
     (九州国立博物館エスカレーター前 広場側)
参加費: 無料 ※親子でも参加可、道具不要、複数回参加可

展示について
制作した作品は、後日太宰府市内のキャンプ場で野焼き後、下記場所にて展示します。
・九州国立博物館(エントランスホール)
 2022年11月29日(火)〜12月11日(日)展示予定
・東京藝術大学国際交流会館外壁
 変化するパブリックアートとして2年間展示予定

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前回までの情報もアーカイブされています。

お問い合わせ先/「アジア代表日本」実行委員会
〒818-0195 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 太宰府天満宮内
TEL092-922-8225/FAX092-921-1010
(担当:熊谷・新西・葦津)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「アジア代表日本」は九州・太宰府の地が日本におけるアジアの玄関口であったという地理的、歴史的なことを背景として2006年に生まれました。「アート×スポーツ=コミュニケーション」をテーマにアーティストの日比野克彦さんを総合企画演出にお迎えし、FIFAワールドカップが開催される年、つまり4年に一度、アートの力でサッカー日本代表を応援する活動を行っています。

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