「今季も日本一に!」ホークスの中村晃選手にインタビュー

 2020年シーズン、リーグ優勝と日本一を達成した福岡ソフトバンクホークス。自身初のゴールデングラブ賞を受賞(※一塁部門での受賞)した選手会長・中村晃選手に、新年を迎えて、昨シーズンの振り返りと自主トレやキャンプ、新シーズンに向けての意気込みをリモート取材で聞きました。

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イレギュラーな昨シーズン、最後は「絶対勝つ」という気持ちで

出典:©SoftBank HAWKS

―選手会長を務めた2020年、チームや自身にとってどんなシーズンでしたか?  

 新型コロナウイルスの影響でイレギュラーな環境だったので、いろいろなことが難しかったのですが、最後に日本一になれたので結果的にいいシーズンだったと思います。選手会長としてやるべきことが例年より多かったように思いますが、自分のプレーには影響なくできました。

―4年連続日本一達成時のチームの雰囲気は。  

 シーズンの最後の方はチーム全体が「絶対勝つんだ」という、すごくいい雰囲気を共有していました。なかなかうまくいかない時期もありましたが、(10月に)大型連勝ができて、そこからぐっと雰囲気が上がっていったと思います。

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―昨シーズン、個人的に印象に残った試合は?  

 個人的には、自分が四番(打者)を務めた試合です。何試合か四番で打ったのですが、4安打5打点した試合(7月28日西武戦)は印象的でした。1試合で4本打つことも少ないですし、ほぼ全ての打席がチャンスで回ってきて打つことができて、四番としてしっかり仕事ができたと思いました。

―クライマックスシリーズではMVPを受賞。レギュラーシーズンと短期決戦で打撃法などを変えたりしましたか?  

 打撃はそんなに変えたりしないのですが、短期決戦では「数字を気にするより印象に残る1本」を打ちたいと思って試合に臨んでいました。それがホームランなどの結果につながったのかなと。常にいい気分で打席に入れていたと思います。

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栗原からの連絡を待っているところです(笑)

―巧打者のイメージがある中村選手ですが、目指しているバッター像や、個人的に目標としている数字・記録などはありますか。  

 数字は正直まだ、これといって分からないけれど…。バッター像は、つかみどころがない、相手から「何を考えているか分からない」と思われるようなバッターになりたいです。

―2021年はオリンピックがあります。日本代表への思いは。  

 代表ともなればプレッシャーも半端じゃないでしょうし、誰もが選ばれるわけではないので…行きたいと気軽には言えないですね(笑)。

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―特別なシーズンを乗り切るために有効だった、癒やしの時間や家でのリフレッシュ法などは?  

 外に行けなかったので、あまりこれというものはなく…。グラウンドで発散するしかなかったです(笑)。あ、でもゲームは結構好きなので、ゲームをしている時間はリフレッシュできたと思います。僕がよくやるのは、野球ゲーム。野球で野球のリフレッシュをしています(笑)。

―自主トレでは年々多くの“弟子”を抱える立場に。後輩に対しての思いは。  

 なんだろう、あんまりないかな…(笑)。でも一緒にやりたいと言ってくれているので、いろんなものを見て勉強してくれたらいいのかなと。もちろん聞かれたら答えます!  若い選手の体がよく動いているのを見ると、自分も負けないようにやろうと刺激になるし、栗原(陵矢)みたいに活躍する選手がいると自分も頑張ろうと思えます。

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―その栗原選手は日本シリーズのMVP。賞金で「 晃さんに何か買ってあげる」と言っていましたね。  

 いやもう、全然買ってもらってないです! 連絡もないっす(笑)。忙しいみたいですしね。何か買ってもらおうとかは本当にないんですけど…連絡待ちですね(笑)。

―新シーズンへの意気込みを。  

 チームでは、もちろんリーグ優勝と5年連続の日本一です。チーム全員がその気持ちで取り組んでいると思います。個人的には、1年間ずっと試合に出られるように。それを目標にしたいと思います。  守備に関しても、元々は外野手なので外野を守りたいという気持ちはあるけれど、ファーストはファーストで難しさや面白さを感じるので、どちらもしっかり守れるようにしておきたいと思っています。

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―読者にメッセージを。  

 2021年がどういったシーズンになるか、まだ状況が読めないし、どのくらいのお客さんが球場に入れるようになるか分からないですが、応援してもらえる状況になったら、ぜひまた球場に足を運んでください!

なかむら・あきら

1989年11月5日生まれ、埼玉県出身。176cm、83kg。左投げ左打ち。帝京高―ソフトバンク(2007年高校生ドラフト3巡目)。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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