妖怪に会いに行って来た!【柳川編】

夏といえば妖怪♪200年以上の歴史を持つ提灯店「伊藤権次郎商店」とかつての藩主のお屋敷「柳川藩主立花邸 御花」とがコラボした特別展「奇怪夜行」が開催中(8月14日まで)。妖怪好きの血が騒ぎ、会いに行って来ました。

夏真っ盛りの水濠・柳川に着いたのはお昼過ぎ。「奇怪夜行」は 妖怪提灯の展示がメインなので、開催は夕暮れ時の18:00から。それまで柳川を散策、椛島氷菓のアイスなど名物を食べながら夜を待ちます。

妖怪好きにはたまらない雰囲気!

日も陰りはじめた頃、会場に到着。約300年の歴史を誇る「御花」ならではの雰囲気が最高。
さっそく入場すると可愛らしい提灯小僧が迎えてくれました。この提灯小僧、水木しげるプロダクションで初代チーフを務めた佐々岡けんじさんによるものです。

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貴重なさげもんや絵巻も展示

柳川といえばさげもん。こちらも必見です!

隣接する「立花家史料館」には妖怪提灯に影響を与えた、柳川藩主立花家に伝わる「芸州武太夫物語絵巻」も展示。稲生平太郎という武士が体験した様々な怪奇現象を記したもので「稲生物怪録」の名で知られています。この物語の映像「音と光でたのしむ 平太郎とおばけのものがたり」も素晴らしかった♪

揺れる妖怪提灯が異界に誘う!

歴史ある和の建物と妖怪の相性は最高!怪しげな空間が出現します。この妖怪は「おとろし」、人気の高い一体です。

すっかり闇が濃くなるとそこは妖怪の世界。座敷の奥には提灯に照らされた影がゆらゆらと異界へ誘います。
たくさんの妖怪提灯たちが集結した、怖いけれども懐かしい展示に大満足でした。妖怪や歴史、和の雰囲気が好きな人には絶対おすすめの展示でした!

奇怪夜行

期間:〜8月14日(日)
場所:柳川藩主立花邸 御花(柳川市新外町1)
営業時間:18:00〜21:00(最終入場20:30)
入場料:一般 1,500円、高校生 1,000円、小中学生 500円、乳幼児 無料

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

映画やアートが大好き。いつも楽しいものを探しています!

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