8月1日から始まったアートの力でワールドカップを応援するプロジェクト「アジア代表日本2022」の総合企画演出でアーティストの日比野克彦さんの考案によるワークショップ。「人も心が入っている器」と見立て、CUP(器)を「想いが宿るモノ」という意味として捉え、参加者それぞれのカップを制作しました。
ワークショップも前期が終わり、お盆休みに入ったところで、今回は次のワークショップが始まる迄の間、過去のワークショップを皆さんに紹介させて頂きたいと思います。
過去のワークショップを紹介
「アジア代表日本2006」(ドイツ大会)FUNE
「アジア代表日本」の第一回目となるワークショップ。
島国である日本には、工芸や布や植物の種も舟で入ってきました。また、太宰府は政庁があったことから、日本におけるアジアの玄関口となっていた歴史もあることから、アシア各国をイメージした「FUNE」を作成しました。
「アジア代表日本2010」(南アフリカ)ASIAN MATCH FLAG PROJECT
古着を「記憶を持った布」と考え、ワールドカップで対峙する2か国のナショナルフラッグを融合させ、お互いの国のことを想像しながら気持ちを形にする、「ASIAN MATCH FLAG PROJECT」を行いました。
「アジア代表日本2014」(ブラジル大会)ASIAN MATCH FLAG PROJECT
2010年の「ASIAN MATCH FLAG PROJECT」を古着ではなく、日本の伝統工芸である「染め」の技法を用いて作成しました。
「アジア代表日本2018」(ロシア大会)戦ノ化身三十六奉納旗
FIFAワールドカップへの気持ちの高まりをアジア各国の野生動物の姿、形、文様、色を用いて、戦いの化身として表現する「戦ノ化身三十六奉納旗」を染めにて作成しました。
皆さんいかがでしたでしょうか。
過去のワークショップのどれもテーマがあり、素晴らしく、とても個性的なものばかりでした。過去のワークショップは、大きな作品をみんなで作るような形でしたが、今回のワークショップは、自分で写真を選び、想像し、粘土で形を作るまでの工程をすべて一人で行います。
過去のワークショップとは少し違う今回のワークショップを皆さんも体験してみませんか?
後期ワークショップは8月20日(土)からスタートしますので、皆さんぜひぜひお越しください!
アジア代表日本2022 ワークショップ「WORLD PEOPLE CUPをつくろう」
開催期間:前期 2022年8月1日(月)〜12日(金)
後期 2022年8月20日(土)〜9月4日(日)開催時間:10:00〜16:00(随時受付)
開催場所:太宰府天満宮 旧東屋(屋内)
(九州国立博物館エスカレーター前 広場側)
参加費: 無料 ※親子でも参加可、道具不要、複数回参加可
展示について
制作した作品は、後日太宰府市内のキャンプ場で野焼き後、下記場所にて展示します。
・九州国立博物館(エントランスホール)
2022年11月29日(火)〜12月11日(日)展示予定
・東京藝術大学国際交流会館外壁
変化するパブリックアートとして2年間展示予定
「アジア代表日本」公式Instagram
https://www.instagram.com/asiadaihyonihon/
「アジア代表日本」公式facebook
https://www.facebook.com/asiadaihyonihon
前回までの情報もアーカイブされています。
お問い合わせ先/「アジア代表日本」実行委員会
〒818-0195 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 太宰府天満宮内
TEL092-922-8225/FAX092-921-1010
(担当:熊谷・新西・葦津)
※この記事内容は公開日時点での情報です。