【ふわふわタオル】にする洗濯方法と干し方のポイント 柔軟剤には要注意!

 こんにちは! お掃除スペシャリスト佐倉です。タオルはふわふわが好きという人が圧倒的に多いと思います。ふわふわタオルにするための「洗濯で気をつけるポイント」と「干すときの簡単なひと手間」をご紹介します。この記事を読んだらきっと試してみたくなりますよ。

目次

タオルはなぜ硬くなる? ふわふわタオルとの違いは?

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 新しいタオルは顔に当てるとやさしい肌あたりです。ふわふわタオルはパイルが立っています。パイルの間にもパイルを構成する繊維の間にも、しっかり空気が入って弾力がある状態なのです。

 タオルは洗濯をかさねると、次第に固くなっていきます。洗濯でタオルのパイルが倒れてしまい、押しつぶされたパイルの繊維は空気をふくまないまま乾いてしまうため、ふわふわではなくなってしまうのです。

タオルの洗濯で気を付ける3つのポイント

たっぷりの水で泳ぐように洗う

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 タオルを洗う時に気をつけたいのは、洗濯物の量です。ぎゅうぎゅうに詰め込まれた洗濯機の中では、タオルは他の洗濯物とこすれあい、パイルを倒されながら洗われます。パイルをゆったり立たせながら洗うために、たっぷりの水で洗いましょう。

柔軟剤は使わなくてもいい

 柔軟剤はタオルを柔らかく仕上げますが、成分が繊維をコートするため、タオルの吸水性を損ないます。タオルは水分をサッと吸ってほしいもの、柔軟剤なしでふんわり乾かしたいですね。

洗い終わったら早く干す

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 脱水時にタオルのパイルも絞られて倒れている状態です。長くそのまま放置すると、乾いたときに立ち上がらないばかりか、湿った状態で放置すると生乾き臭の原因にもなります。洗濯終了のブザーが鳴ったら、速やかに干しましょう。

干すときの簡単なひと手間で、タオルはふわふわに

【超おすすめ!】干すときにパタパタするとふわふわに

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 タオルをふわふわにするためのおすすめ方法は、干す前にタオルを手にもってパタパタと上下にふることです。道具や必要な物はありません。今日からすぐできるタオルふわふわ法は「振る」ことなのです。

<手順>
(1)タオルを2つ折りにする
(2)折り返した山の左右を持ち上下に10回振る
(3)中になっていた方を外にして、同じように上下に10回振る
(4)干す
 振ることで、寝ていたパイルが起きて、繊維に空気が行き届きます。このひと手間でふんわり乾いてくれるのです。

直射日光は要注意

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 せっかくパタパタしたタオルでも、直射日光を受ける場所に長時間干すとふんわり効果が半減してしまいます。特に夏の直射日光は洗濯物から水分を奪いすぎます。乾燥のし過ぎは、パイルの柔らかさがなくなることに。紫外線が当たることでタオルを痛めてしまいます。
 洗濯物を干す場所は、風通しのよい日陰がベストです。日なたに干す場合は、乾いたら早めに取り入れるなどの配慮をしてくださいね。

乾燥機で乾かすとふわふわに仕上がる

 乾燥機で乾かすとパイルがたっぷり空気を含み柔らかくふんわり乾きます。しかし、洗面所が暑くなる、電気代が気になるなど、毎日の洗濯でつかうにはハードルが高いかもしれません。

 乾燥機を使って、コストを抑える方法は、最初の30分ほどだけ乾燥機にかけてパイルを立たせることです。その後、外干しするとふんわり乾かすことができます。

まとめ

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 タオルをふわふわにする洗濯のポイントと干し方をご紹介しました。おすすめは、干す前にパタパタ振る方法です。準備するものもなく、一枚にかかる時間は20秒ほど。ぜひこの方法で、お肌にやさしいふわふわタオルを使ってください。

(ファンファン福岡公式ライター/佐倉玖弥)

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