トイレトレーニングはママの悩みの種。長男は2歳から挑戦しましたが、失敗続きで長引きました。その経験から次男は早くても3歳から始めることに決めた私。周りからは「のんびりしていて大丈夫?」とプレッシャーが…。今回はモヤっとしながらもトイレトレーニングを成功させた2児のママの経験をお話しします。
長男のトイレトレーニングの失敗から学んだこと
長男が2歳になった頃、周りの影響もありトイレトレーニングを始めようと決心ました。
「オムツは今日からバイバイね」 長男のオムツをパンツに変えていざ挑戦。ネットの情報や先輩ママの経験談を参考に作戦を練りました。
・成功したらごほうびシール
・かわいい子ども用便座をトイレに置いて長男の気を引く
・トイレトレーニングの絵本を読み聞かせして覚えてもらう
・おまるをリビングにも置く
しかし、長男にはうまく伝わらないばかりか、
「トイレ嫌だ」と言うようになってしまいました。
ひたすら汚れたパンツを洗濯する日々「なにがいけないんだろう」と落ち込み、私は次第に気持ちに余裕が無くなっていきました。
すっかりトイレトレーニングへの意欲がなくなっていた頃、長男の誕生日が訪れました。
「3歳になったからトイレでおしっこしてみる?」と試しに聞いてみると、
「やってみる」と意外にも前向きな言葉が返ってきました。
翌日から長男は、ためらうことなくトイレですぐにおしっこができるようになり、それからはトントン拍子に進んで数日後には完了しました。
「時期が来ればこんなにすんなりできるようになるのに。辛い思いをさせてしまった」とトイレトレーニングを早く始めたことを後悔しました。
次男のトイレトレーニングは周囲のプレッシャーに悩む
長男の時の苦い経験から、次男のトイレトレーニングは3歳になってからと決めていました。夏休み前、こども園に迎えに行った次男のおむつが裏返しに履かされていることに気がつきました。
先生に理由を聞くと
「おしっこが出たことをお子さんが分かるようにオムツを裏返しにしておきました。夏はトイレトレーニングに最適です。そろそろ始めてくださいね。」との返事。
次男の3歳の誕生日までは3ヶ月以上ありました。また、義母からのプレッシャーも。家に遊びにきた義母が、次男のオムツを替えている私に「まだオムツとれていないの?」と聞いてきます。
「はい。まだトイレトレーニングは早いと思って」と返事をしたところ、
「こんなに大きくなったのに、そんなにのんびりしていて大丈夫?」と、義母に怪訝そうな表情をされてしまいました。 「必要に迫られているわけではないのに、なぜトイレトレーニングを早くしなければならないの?」 と私はとてももやっとしましたが、長男の時の失敗を繰り返さないよう焦らなくていいと自分に言い聞かせました。
そうしている内に次男の3歳の誕生日が訪れました。早速翌日からトイレトレーニングを開始。
次男は、
「トイレでおしっこだね」とすんなり受け入れ、あっけなくトイレトレーニングを完了しました。 次男はトイレを理解していたことで嫌な思いをせず完了できたことがよかったと思いました。
トイレトレーニングは時期が来れば成功するもの
トイレトレーニングは時期が来れば成功するものです。個人差はあると思いますが、うまく進まない時は立ち止まり時期を見計らうことも必要なのかもしれません。
子どもの気持ちに寄り添うことがスムーズに進むカギではないでしょうか。
(ファンファン福岡公式ライター/こはる日和)