暑さで食欲が落ちる夏場に特に重宝するのが豆腐、中でも「冷奴」ではないでしょうか。ファンファン調査隊は「冷奴に合うトッピング」を読者にアンケート。609人からの回答を集計したベスト10を発表します。また、豆腐などの移動販売を手がける「豆吉郎(とうきちろう)」の石田亮輔社長に残暑を乗り切る「おすすめ豆腐アレンジレシピ」を聞きました!
【調査方法】ファンファン福岡読者609人アンケートから(2022年7月編集部調べ)
おすすめの冷奴トッピング! 読者が選んだ上位3品は?
特に暑い時期の定番メニューの1つである冷奴。その楽しみ方の1つは「何をのっけて食べるか?」「何と一緒に食べるか?」ではないでしょうか。今回はファンファン福岡読者609人に「おすすめの冷奴トッピング」をアンケート調査し、その上位10品を読者のコメントと合わせて紹介します。
まずは上位の3品を発表。栄えある第1位は・・・・
1位 キムチ 109票
1位は「キムチ」が全体の約6分の1にあたる106票と、最多得票を集めました! 通称「キムチ奴」で通じる人も多いであろう定番中の定番が、堂々のトップ当選。これは皆さん、納得の結果ではないでしょうか?
読者のコメント
・キムチとチーズをのせて食べるのがおすすめ。食欲のない時でもペロリ
・キムチ卵、韓国海苔を乗っける!
・キムチとネギでキムチ奴。定番です!
2位 ごま油 82票
2位にランクインしたのは「ごま油」でした! こちらは、ごま油単独で楽しむ人もいれば「ごま油×ねぎ」「ごま油×塩」など、他の食材と合わせてごま油をかけるという声も多く見られました。豆腐との相性はもちろんのこと、さまざまな食材との「組み合わせの妙」により獲得した2位と言えそうです。
読者のコメント
・時間も何もないときは塩昆布とごま油だけでおいしい
・ごま油、すりごま、ねぎ、しょうゆをトッピング
・シンプルに、ごま油とお塩
3位 納豆 81票
3位は納豆で81票を集めました! おしくも「ごま油」に1票及ばずですが、手堅い人気を獲得しています。
読者のコメント
・豆腐の上に納豆と食べるラー油をかける!
・納豆と一緒に冷奴をお昼ごはんに食べるので、納豆のたれを冷ややっこにかけて食べます。おいしいです
・オクラ納豆や山芋納豆など、ネバネバ系をかける
キムチ×ごま油×納豆 トッピングが最強説も!
このように「1位キムチ、2位ごま油、3位納豆」という「ベスト3」になりました。ただし、それぞれの獲得票数を足すとこの順番ですが、同様に多かったのが、このベスト3の組み合わせによるトッピング! それぞれ混ぜ合わせても非常に相性が良いことから、読者コメントにも同様の意見が多く寄せられました。
読者コメント
・キムチ、納豆、ごま油…最強?!
・簡単なのはキムチを乗せて胡麻油をかける! 夏バテにも抜群!!
・新陳代謝を良くするために納豆&キムチがマストです
・キムチとごま油をかけて韓国風にしてます
4位~10位はこちら。定番のトッピングがずらり!
続いて4位から10位までのラインアップは以下になります。読者のコメントと合わせて紹介します。
4位 ネギ 78票
・ネギとしょうゆしか勝たん!
・ネギとコチュジャン
5位 かつお節 58票
・いろいろ変えてみたけど、やっぱりかつお節、小ネギ、ショウガ
6位 ショウガ 56票
・普通にショウガにしょうゆをかけて食べるのがいい
7位 しょうゆ 53票
・ワサビ、ネギ、しょうゆの組み合わせが結局一番おいしいです
8位 ミョウガ 50票
・ミョウガの千切りをたっぷりのせ青じそドレッシングでさっぱりと
9位 大葉 44票
・たっぷりの大葉とシラスの甘酢漬けをのせて爽やかさを感じています
10位 オクラ 42票
・オクラとミョウガを和えて、しょうゆこうじをかける
【番外編】読者から寄せられた オリジナリティーあふれる冷奴トッピング
アンケート結果の中には、少数意見ながらオリジナリティーあふれる冷奴トッピングも目立ちました。クリエイティビティーが際立つものを、いくつかご紹介します。
読者のコメント
・ナッツを粗めに刻んでオリーブ油に浸しておき、冷や奴にトッピング。(お好みでこのオリーブ油に粉のガーリックを加える。)粗塩で食べます。
・冷奴にデミグラスソース。ハンバーグの残りのソースと黒コショウをして食べたらおいしい。
・崩した冷奴をフランスパンの上に乗せて、はちみつやオリーブオイルをかけたり、明太子やトマトなどと一緒に食べる。
・インスタントの麻婆豆腐のもとを容器に移し電子レンジで数分加熱して冷ましてスプーンなどで豆腐にトッピングしてます。
・釜揚げされたしらすをのせて、もずく酢(スーパーで売っている3個パックのもの)を液ごと回しかけます。お好みでミョウガとあさつきを添えます。
編集部がちょっとざわついたトッピング
個性的なトッピングの中には、編集部メンバーがざわついたものも・・・。今回は特に「バニラアイス+みそ」と「きな粉+黒蜜」が気になる! これってスイーツ感覚なんでしょうか??
編集部メンバーが「バニラアイス×みそ」を試してみました
編集部メンバーが「バニラアイス+みそ」試してみました。みそを多く入れすぎてしまいましたが、、、甘さとしょっぱさがクセになりそうです! バニラアイスをベースにみそをちょっとずつ足して好みの味に調整すると◎。みなさんもぜひ、いずれかのトッピングにチャレンジしてみてください!
豆腐マイスター 豆吉郎・石田社長に聞く おいしい冷奴の食べ方!
さまざまな冷奴トッピングを、さらにおいしく楽しむためには・・・? 福岡県内を中心に西日本エリアで豆腐を中心とした食品の移動販売を手掛ける「豆吉郎」。豆腐マイスターや食育豆腐インストラクターの資格を持ち、まさに「豆腐のエキスパート」とも言える同社の石田亮輔社長に、ポイントを聞いてみました。
冷奴は食前に冷蔵庫から出して常温で置いておきましょう!
冷奴は冷蔵庫から出して常温で30分~1時間程度置いておくとおいしく食べられます。19度前後で油分が分解されて、大豆のうま味が感じられるんです。ちなみに私のイチオシのトッピングは「オリーブオイル+塩」!
豆吉郎では福岡の希少な黒豆で作った「クロダマルとうふ」を9月末までの夏季限定で扱っています。豆腐1丁から移動販売しているのでチェックしてみてください。
残暑にもピッタリ! 豆吉郎おすすめの豆腐アレンジレシピ2選
続いて同じく豆吉郎の石田社長に、残暑にもピッタリな豆腐のアレンジレシピ2つを紹介してもらいました。いずれも火を使わずにできる楽々メニューです! ぜひみなさんもお試しください。
簡単&ヘルシーが魅力のスイーツ「豆腐のババロア」
材料 4人分
豆腐……約200g
牛乳……250cc
生クリーム……150cc
砂糖……59g(大さじ1、50g)
顆粒(かりゅう)ゼラチン……5g
作り方
(1) ゼラチンを大さじ1の水でふやかしておく
(2) 生クリームに大さじ1の砂糖を入れ、6分立てにし、冷蔵庫に入れる
(3) 別のボールに豆腐を入れ、泡だて器でよく混ぜる
(4) 小鍋に牛乳と砂糖50gを入れて、沸騰しない程度に温める
(5) (4)に(1)を入れ溶かす
(6) (3)に(5)を入れ、泡だて器でよく混ぜる
(7) 人肌に冷めたら、(2)を加えて和える
(8) 器に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。 お好みでミントの葉やフルーツを飾ってもGOOD!
食欲がない日にもスルッと入ってくる!?「おとうふ丼」
材料 1人分
豆腐……1/2丁
温かいご飯……1杯分
ミョウガ……1/2個
長ネギ……1/4本
ゴマ……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ2
たくあん……1/4本
焼きのり……1枚
作り方
(1) ミョウガ、長ネギ、たくあんを細かく刻み、ゴマを加える
(2) 豆腐をつぶしながら(1)と絡める
(3) 丼に熱々のご飯を盛り、(2)をのせてしょうゆをかける
(4) 仕上げに、ほぐした焼きのりを振りかける
豆吉郎
住所 福岡市博多区井相田2ー2ー9
問い合わせ(0120)106-561