いまどき4歳娘 将来の夢は堅実? その可愛い理由とは   

4歳年少の次女。お誕生日会で発表した将来の夢が、意外と堅実でびっくり。七夕飾りにも同じ夢を書いています。これは本物だ! と感心したのですが、次女がこの夢を選んだのには理由がありました。その理由を聞かされた私はほっこり、思わず笑ってしまうのでした。

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誕生日会で明かされた娘の夢

写真AC

 次女は4歳、7月生まれの年少さんです。まだまだ赤ちゃんっぽさが抜けておらず、3人兄妹の末っ子ということもあり、みんなに猫可愛がりされています。

 次女が通う保育園では、お誕生日会の時に「将来の夢」を発表します。
 「大きくなったら何になるって言うのかな?」と聞くと、迷うことなく
 「けーさつかんになる!」と。

 長男が4歳のときは、ウルトラマン大好きだったので「ウルトラマンオーブトリニティ」、長女のときは、当時のプリキュアキャラの「キュアパルフェ」といった夢を語っていました。そんな中、次女の具体的な「警察官になる」という夢はびっくり!

 親戚に警察官がいたわけでもないですし、今まで特に警察官にお世話になったこともない(笑)。なぜ、警察官というワードが出てきたのかな? と不思議でした。

七夕飾りで再確認した娘の夢

写真AC

 そんな中、7月ということもあり、園ではクラスごとに七夕飾りの笹をかざっていました。次女のクラスのものを見ると、園児が作ったらしき色とりどりの飾りと共に、願い事の書かれた短冊が。

 「プリンセスになれますように」「かめんライダーリバイスになりたい」などのお友達の短冊が並ぶ中、次女のはどこかな? と探すと、ピンク色の短冊に、娘の名前を発見! 見てみると、なんと「けいさつかんになれますように」と書いてあります。またまたびっくりしてしまいました。これは本物の決意だと。

 兄姉のことがあったので、てっきりキャラクターの何かかと思っていたのです。小さい子にとって、職業をイメージするのって難しいんでしょうね。年長さんくらいになってやっと、職業を書くことができる、というのが上の子2人を育ててみての感覚でした。(もう2人とも小学生になっています)

夢を選んだ理由を聞いてみると…

写真AC

 その日帰宅してから、
 「七夕の短冊見たよ! 警察官になりたいって書いてあったね」と言うと
 「そうだよ〜」とニコニコの次女。
 「警察官って、どんなことしているか知っているの?」と聞いてみると、
 「誰も悪いことしてないかな〜 って見張ってるひと。」だそうです。おおむね合っているかな。

 次に
 「どうして警察官になりたいの?」と聞いてみると
 「Nくんがなりたいって言ってたから」おいそこか! と思わずツッコみそうになりました。
 翌日七夕飾りを確認してみると、ありました、Nくんの短冊。確かに「けいさつかんになりたい」と書いてあります。それどころか、よくよく確認すると、「けいさつかんになりたい」と書いている子がたくさん。

 Nくんはクラスのリーダー的存在なので、影響力があるのでしょうね。口の立つ次女とは争いになることも多いよう。けれども、次女にとっては気になる存在、負けたくないライバル、であるのは間違いありません。そういえば、自分も幼稚園の頃は、将来の夢を本当は「ピアノのせんせい」にしたかったけど、友達の夢を真似して「ようちえんのせんせい」にしていたなあ、と思い出しました。

 あれから数カ月経ちますが、次女の夢は変わらず警察官のままです。いつかは自分のなりたい夢が見つかることを楽しみにしながら、このまま警察官になるのもかっこいいかも、なんて母の夢はふくらむのでした。

(ファンファン福岡公式ライター/hiyoko)

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