「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)では、さまざまな文化芸術を楽しむことができる展示やイベントを開催しています。特集展示「御所の器」、特別展「ポンペイ」、イベント「九博能」など、文化の秋を満喫できる企画がめじろ押しです。お楽しみに。
企画展示「ならべてわかる本物のひみつ~実物とレプリカ2022~」
開催中~10月10日(月・祝) 文化交流展示室 第7室【4階】
実物を見ながらレプリカにふれ、作品の新たな魅力を発見する企画です。
第3弾となる今年は、すてきな「かたち」の作品を紹介します。
手で、目で、耳で、さまざまな感覚で「かたち」を楽しんでください。
※音声・点字・当館ボランティアによる手話動画での解説を行っています。
■重要文化財 鬼瓦(おにがわら)
写真の手前が実物、左奥がレプリカ。実物を見ながらレプリカに触れることができます。
■龍の飾りのついた大刀(たち)
きらきら輝く大刀の飾り…
「手で」さわって細かいつくりを感じてみよう。
■脇差 銘近江大掾藤原忠広(わきざし めいおうみだいじょうふじわらただひろ)
「目で」美しい刀の彫りに注目‼
「手で」刀を持ち上げられます!
■鈴のついた馬具(ばぐ)(再現文化財)
「耳で」鳴らすととってもきれいな音。
特集展示「御所の器ー公家山科家伝来の古伊万里」
9月27日(火)~11月20日(日) 文化交流展示室【4階】
公家・山科家には、数百点におよぶ「御所の器」が伝来しています。本展では、その全貌を初公開し、宮中を舞台に花開いた、伊万里焼の大いなる魅力をご堪能いただきます。
■煙草盆(たばこぼん)
特別展「ポンペイ」
10月12日(水)~12月4日(日) 特別展示室【3階】
約2千年前、火山の噴火によって埋没した都市「ポンペイ」。そこには繁栄を謳歌(おうか)した古代ローマの生活空間が封印されています。本展ではナポリ国立考古学博物館所蔵品を中心に、日本初公開を含む約120点の出土品を展示し、都市の繁栄と人々のくらしに迫ります。
イベント情報「九博能」
<日時>9月23日(金・祝) 開演/14:00 終演/16:00予定
<場所>ミュージアムホール
<内容>能「経正」、狂言「附子」、子ども能
定員:270名(当日先着順)
※12時から座席指定整理券を配布いたします。
※整理券が無くなり次第終了
観覧料:無料
太宰府天満宮ニュース
特別受験合格祈願大祭(10月1日~31日)
菅原道真公は元慶元年(877年)10月18日に33歳の若さにして、学者として最高の位であった文章博士(もんじょうはかせ)になられました。このことにちなみ、10月1日(土)~31日(月)は「特別受験合格祈願大祭」の期間とし、特別なお札とお守り・絵馬・掛け襟を授与しております。
さらに10月18日(火)は「特別受験合格祈願大祭」が御本殿にて斎行されます。受験生の皆さまが学業における大きな成果を上げられ、受験合格の目標を達成されますよう祈願いたします。
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九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2(太宰府天満宮横)
営業:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌日)
電話:050-5542-8600(NTTハローダイヤル 9:00~20:00)
提供:九州国立博物館