9月は防災月間。いま一度、もしもの時のための備えについて考えたいですね。そこで約120種類の防災食品をそろえる「東急ハンズ博多店」(福岡市博多区・JR博多シティ内)で、売れている食品を調査しました。それぞれ3~5年備蓄できるほか、最近はおいしさや便利さが格段に向上しているといいます。キャンプや登山などに利用する人も多いそうです。
【調査方法】「東急ハンズ博多店」で2022年6月1日~8月20日の販売額でランキング。価格は取材時の店頭価格。年数は製造日から常温での賞味期限。
1位 アルファ米 尾西の五目ごはん
野菜不足になりがちな被災時にうれしい、野菜中心の五目飯。炊きたてを急速乾燥させた「アルファ米」なので、お湯か水を入れれば炊きたてのようなおいしさが戻ります。出来上がりは茶わんに軽く2杯分(260g)。シリーズは白飯ほか17種類。登山用にも人気です。
2位 えいようかん
被災時のエネルギー補給や癒やしに。小分けしてあり片手で食べやすく、甘さ控えめ。避難先でのコミュニケーション用にも重宝すると支持されます。
3位 携帯おにぎり 鮭
お湯か水を注ぐだけで、おにぎりの形に。手を汚さずに食べられるので衛生的です。シリーズは4種類あり、味わいも好評。海外旅行にも。
4位 缶deボローニャ プレーン
デニッシュパンで人気のボローニャ(京都府)が2004年の新潟県中越地震を機に開発。おいしさに定評があります。ふんわりデニッシュパン2つ入り。
5位 おいしさにこだわった保存食 ナポリタン
麺が格段のおいしさ。伸びずに、もちもち触感です。シリーズは4種類で和風だしの「ほうとう」もおすすめ。湯せん3分、袋はそのまま食器代わりに。
売り上げ情報リアルボイス
IZAMESHIや缶詰チーズケーキも
これらのほかにも、おしゃれな総菜などで注目される「IZAMESHI(イザメシ)」シリーズや、ポテトチップやチーズケーキといったお菓子の缶詰も人気。ナシゴレン、ビリヤニなどエスニックご飯も。最近はアウトドアやコロナでの自宅待機用に購入される方も多いです。
東急ハンズ博多店
住所 福岡市博多区博多駅中央街1-1
JR博多シティ内
電話 092-481-0104(防災コーナーは4階)