こんにちは、看護師・アロマセラピスト 緑です。 突然ですが、、私は台湾が大好きです(笑) 南国の少しのんびりした空気も、本当にやさしい人たちも、香りのよいお茶も、少しクセのある食べ物も、みんな好き。
今回は、九州国立博物館に「台北 故宮博物院展」がやってきた! ということで、前半の目玉「肉形石」にちなんだ?香りをご紹介します。 肉形石。天然石の色や形を生かし、表面の毛穴までもがリアルな「豚の角煮」です。「八角」の香りが、辺りに漂っていれば、本物と間違えるはず(笑) この「八角」の香り、ちょっと苦手な方もわりと多いのかもしれません。
台湾の食事にはよく使われていて、なんとコンビニに入った瞬間にも香ります。「茶葉蛋」という、台湾風煮卵が必ず?お鍋ごとどかんとおいてあるのです。
「八角」は、意外かもしれませんが、杏仁豆腐のシロップにも使用されているんですよ。 「八角」は、シキミ科トウシキミの果実で、八角形の星型をしているところから名づけられました。(英語名のスターアニス)フェンネル(茴香・ういきょう)やアニスに似た甘い特有の芳香があり、香りは果皮部に多くあります。 東洋の香辛料として有名です。中華料理に欠かせないスパイスで、「五香粉」の一味にもなっています。
漢方として、食欲増進・新陳代謝の活性・口臭対策にも使われるそうです。 (日本の「シキミ」とよく似ていますが、こちらは毒性があるので注意!日本の「シキミ」は仏事に用いるため、寺院にも植えられていることがあるそうです。) 精油としても、スターアニスとして存在します。(あまりメジャーではありませんが…)アネトールという成分が含まれており、胃腸の調子を整え、お腹の張りを和らげてくれます。腸ぜん動運動を刺激することから、便秘にも効果があるとされています。 他にも、女性ホルモンのエストロゲンの産生を促進するといわれています。月経緊張症、月経痛、月経不順などを緩和してくれます。 (スター アニスは、一般的に使用されにくい精油です。使用量は少量にとどめ、妊娠中も使用を避けましょう。) 台湾に、仕事絡みでこの1年で3回行きました。実は先月も行ってきたのですが、それでもすぐに行きたくなる台湾。完全に台湾病…。
ひとまず、近場の九博・故宮展に行ってみます(笑)