藍色と白糸のコントラストが美しい「久留米絣」。その歴史は、江戸時代にさかのぼります。1800年ごろ、久留米(福岡県)の米屋の娘として生長した井上伝という女性が考案。白糸で綿糸をくくり、藍で染めたあと、織る。こうした手くくり藍染め手織りの技術は、その後、筑後全域に広がり、今では国の重要無形文化財、伝統工芸品の指定を受けています。
200年以上の歴史を持つ久留米絣。この伝統に触れ、藍染めや機織りの体験ができるということで、「藍染絣工房」(福岡県広川町)を訪れました!
「藍染工房」は1893年創業。山村健さんは、4代目の経営者です。
工房内で、ハンカチ染めにチャレンジ!どのような模様にするか、悩ましいところですが、とりあえずクシャクシャにしたり、ビー玉を入れて輪ゴムで留めてみたり。こんな簡単なやり方でどのような模様に仕上がるか想像もつきません…。
工房には、藍瓶が並んでいました。濃度が違うようで、濃度の低い方から連続して染めていきます。
クシャクシャにしただけのものもこのとおり!輪ゴムで留めたり、ビー玉を使った部分はちゃんとその模様になっているからすごい!!とても素晴らしい出来栄えに大満足しました♪
久留米絣はもともと好きでしたが、自分で作ってみるとさらに愛着がわきます! 山村さん夫妻に久留米絣の歴史や特質などを教わり、日本の伝統文化の良さをあらためて知ることができた1日でした。
予約をすれば(1週間ほど前から)見学や体験がOKなので、みなさんもぜひ体験してみてください。楽しいですよーーー!