「ヤクルト発祥の地は福岡市」ということをご存知でしょうか。 そのことを示す黒い石碑を唐人町で見つけました。
単なる石碑ではなく、ヤクルト型をしているのがカワイイです。
少し調べてみたところ、1930(昭和5)年、京都大学医学部で微生物の研究をしていた創業者・代田稔氏がいわゆる“ヤクルト菌”を発見。1935(昭和10)年、福岡市のこの地に“代田保護菌研究所”を創業し、乳酸菌飲料のヤクルトを製造・販売したそうです。なぜ福岡市なのかは気になるところですが、よく分かっていません。
ちなみに、ヤクルトという名はエスペラント語(国際共通語)で『ヨーグルト』を意味する「Jahurto」(ヤフルト)をもじった造語とか。世界に広めたいという創業者の思いが込められているようです。
2015年はヤクルト創業80年の年。創業者の願いどおり、今では全世界でヤクルトが愛飲されていますが、福岡が由来と知り、さらにヤクルトへの愛着がわきました!
おまけ… この石碑の近くに、軍師・官兵衛でおなじみの黒田如水公夫人の火葬の地を示す石碑もありました。 唐人町を訪れた際にはぜひヤクルト型の石碑を探してみてくださいね!