独自の視点で日本の魅力を再発見 ボビー・ジュードさん(タレント、モデル)

テレビやラジオ、イベントなどですっかりおなじみのボビー・ジュードさん。アメリカから来日以来、日本で感じたことや料理についての動画を投稿し、その独自の視点がYouTubeに話題になり、最近はそれらの情報をまとめた本「世界が日本に夢中なワケ」(宝島社)を発行。お茶目な九州弁とクールなルックスで人気が高いボビーさんに、外国人から見た日本(九州)の魅力や今後の夢について聞いてみました。

出典:ファンファン福岡

Q)来日のきっかけを教えてください。  A)日本に興味を持ったのは、高校生のころ。禅仏教に惹かれました。22歳のときに「JETプログラム」(外国語指導員として日本の小・中・高等学校に従事する事業)に合格し、初めて日本を訪れました。   Q)禅のどこに興味を持ったのですか? A)禅の教えは自分自身と向き合い、修行をする中で真理を発見していくものです。他の宗教は「神の教え」という色が濃いですが、禅はその人自身がいま生きていること、生きている人間そのものが大事だということに気づかせてくれます。

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Q)日本の第一印象は? A)来日するまでは、日本は高度なテクノロジーを持ったロボットがいそうな国で、一方で、平安京のイメージというか山の上にお寺があるような国、と思っていました。私は、まず佐賀に赴任したのですが、農家が多く、畑が続く道沿いにレンタルビデオ店やスーパーがあるなど、意外とアメリカと変わらないな、と思いました。   Q)今回出版された本「世界が日本に夢中なワケ」では、日本語や日本の食文化、マナー、サブカルチャーに至るまで、ボビーさんが「面白い!」と感じたことや外国人から見た日本の良さがまとめられています。  A)来日して9年経ちましたが、決して平坦な道ではありませんでした。言葉の壁、文化の壁にぶつかったこともあった。それでも、あっという間に日本の友人も増え、大切なパートナーに出会い、家族もできた。来日当初は1,2年を予定していた滞在も、気が付けば9年。今ではすっかり「第二の故郷」です。いろんな壁もいまは乗り越え、余裕も少しずつ出てきました。そこで、今だからまとめられる日本の魅力、外国人だから感じた日本の魅力を、感謝の気持ちを込めて書きたいと思いました。

出典:ファンファン福岡

Q)日本で好きなところは? 日本の食文化が好きです。食材をリスペクトし、命もリスペクトして頂く文化は素晴らしく思います。また、日本人が持つコミュニティーへの責任感が大好きです。世界が見習えるところが沢山あると思います。

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Q)ボビーさんのポリシーは。  A)Be someone who creates things,not someone who tries to tear them down. (ものを取り壊そうとする人ではなく、ものを生み出そうとする人であること)

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Q)日本の女性たちにメッセージをお願いします。 A)女子力というのは、見た目や家事力にあるものと思わないで下さい。自分の夢に向かうことが一番の女子力です。   Q)最後に、未来の自分へメッセージを。 A)おい!次はどうしたらいいんですか?

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