西日本シティ銀行、RKB毎日放送、電通九州、西日本新聞社の4社は9月9日、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む企業を応援するプロジェクト「未来をつくろう Make Fukuoka SDGs」を立ち上げ、活動をスタートさせました。運営事務局は、SDGsの取り組みを発信したい福岡の企業、団体を募集しています。
子どもたちが企業を取材、表現方法を一緒に考える
「未来をつくろう Make Fukuoka SDGs」は、SDGsへの取り組みの気運を高めるため、地銀、メディア、広告会社4社が運営事務局となり協業。SDGsに関する情報発信を4社それぞれの強みを生かすことで、広く世の中に知ってもらうことを目指しています。
SDGsの目標達成年である2030年に大人になる福岡の子どもたちと一緒に未来を考え、行動する点も特徴です。福岡県内在住の小学4~6年生(未来リーダーズ)が企業の取り組みを取材。プロジェクトのメンバーと子どもたちで表現方法を考え、15秒の動画や新聞広告として発信します。
子どもたちと地元企業の接点をつくることで、企業の中長期的な成長のきっかけをつくるだけでなく、未来を担う子どもたちの育成につなげます。
「SDGsを後押しし、福岡全体の機運を高めたい」
西日本シティ銀行取締役頭取の村上英之氏は、「SDGsの取り組みを後押しすることは、福岡全体のSDGsの機運を高め、福岡が魅力ある街になるための大きな力になるのではないか。未来を担う子どもたちと手を取り合うことで、彼らの柔軟な視点を企業に取り込めることに加えて、彼ら自身の成長にもつながると期待しています」と述べました。
西日本新聞社代表取締役社長の柴田建哉氏は、「わが社の理念は“地域づくりの先頭に立つこと”です。プロジェクトを通じて企業の取り組みを発信するお手伝いをしていきたい。参加する子どもたちが活動を通じて福岡の魅力を再発見できれば、地域づくりに寄与することができると考えています」。
さらに、RKB毎日放送代表取締役社長の佐藤泉氏は、「メディアが果たす役割は、人と人、人と企業、企業と企業、いろんなものをつなげていけることだと思います。われわれがSDGsに取り組むことはもちろん、SDGsに取り組む企業を取り上げて広める役割を果たしていきたい。未来を担う子どもたちに何が残せるかという点でもプロジェクトを成功させたいです」と語りました。
電通九州代表取締役社長執行役員の鈴木亨氏は、「企業のみなさんが高い志をもって取り組んでいる活動をより多くの方々に伝え、共感を呼び起こし、1つのきっかけをその1人のものだけにするのではなく、共通言語にして次の活動につなげていければ」と話しました。
「未来をつくろう Make Fukuoka SDGs」
時期(第1期):2022年12月を予定
参加企業:1期5社の協賛を募集(費用は参加プログラムにより異なる)
主な参加プログラム概要
1) 参加企業のSDGsの取り組み内容を伝える15秒動画を作成しRKB毎日放送でCMを放送
(自社WEBサイト等で活用可能)
2)参加企業(1期5社)のSDGsの取り組みを合同で紹介する新聞広告(15段=1ページ)を作成し、西日本新聞紙面にて掲載
3)本プロジェクトの特設WEBサイト上で上記、1)、2)と連動して参加企業の取り組みを紹介
4)その他、各種PRプランも用意
運営:西日本シティ銀行、西日本新聞社、RKB毎日放送、電通九州