福岡中小企業経営者協会(福岡市)の女性経営者や管理職女性たちが集まる「女子会」が22日、同市博多区のグラナダスイート福岡で開催されました。会場には、会員を中心に約100名の女性たちが参加。「女子会」は初の企画で、参加者は情報交換や交流を楽しんでいました。
冒頭、主催者を代表して濱砂圭子副会長が「経営者は経営者に、管理職は管理職に磨かれる。女性経営者や管理職が増えた現在、女性たちに情報や人脈を広げる機会を作りたかった」と挨拶。今年4月に12年ぶりの福岡市副市長に就任した荒瀬泰子副市長の講演もあり、荒瀬副市長は「女性が活躍できる環境づくりと、子どもを安心して産み育てられる環境づくりができれば福岡市はもっと元気になる。政策決定に参画できる女性管理職を増やし、リーダーを育成していきたい」と意気込みを語りました。
福岡県中小企業経営者協会連合会の大野祐子副会長は「福岡市だけでなく、筑豊や筑後、北九州を含め、福岡の女性リーダーたちが勉強を重ね、刺激し合う機会をつくっていきたい。『支えられる』のではなく『支える』立場で、福岡から世界に羽ばたく女性になっていただきたい」と、参加者にエール。参加者からは「福岡の女性は美しい人が多いが、長く健康で美しくいられる秘訣は、人前に出ること。人前に出る機会をどんどん増やしたい」「自分らしく楽しく生きていくため、女性も男性も働き方や生き方を見直すときなのかもしれない」といった前向きな意見が飛び交い、交流を深めていました。