懐かしい香り パチュリ~緑のアロマ部屋vol.40

こんにちは。看護師・アロマセラピスト 緑です。 いつの間にか10月に突入してしまい、今年もあと3ヶ月…。 通勤電車の高校生たちの衣替えに、しみじみ思う今日この頃です。 そんなわけで、今回は秋に相応しい?精油をご紹介します。

そんなわけで、今回は秋に相応しい?精油をご紹介します。 シルバーウィークに久しぶりに祖母の家に泊まった時のこと。 こっそり着物や帯を物色しようと、奥の部屋の襖をえいっと開けた瞬間、、、湿りこもった匂いがしました。 おぅ。。 ひっそりとしたこの空間を守るかのように漂う空気が、突如侵入した私を包み込んだ気がしました。 って単に、若干の後ろめたさと、少しカビくさかっただけですが(笑) …あれ?この気配、なんかの精油に似ている。 なんだっけ、この匂い。。 ああ、そうかパチュリだ!

出典:ファンファン福岡

パチュリ。 シソ科の植物ですが、あまり聞いたことがないのでは? 私はアロマセラピーを学んでから初めて知りました。 同じシソ科でも、ミントなどとは、全く違う土っぽい香り。 深みのある甘さ、土のよう 雨上がりの、濡れた、 古い着物、箪笥の中 などと表現されています。 人によってはカビくさいと表現することも(笑) なんとも言葉で表現するのが難しい、複雑で奥深い香り。 個人的には、墨を連想させながらも、ほんのり甘い。 どこか懐かしい落ちつく香りだと感じています。

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好みのわかれる香りだと言われています。 パチュリ初心者にはいまいちなのですが、嗅ぎなれてくると、徐々に惹かれる傾向があるようです。 私も、いつの間にかパチュリの虜になっていました。 パチュリの精油は、収穫した若い葉を数日間発酵させてから蒸留し、抽出します。

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赤ワインのように時間と共に香りが熟成され、質が向上するという数少ない精油です。 サンダルウッド同様、琥珀色でややトロリとしています。

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香りの特性から、オリエンタル系の香水の原料としても広く使われています。 パチュリをベースにした香水、男性向けのものも多いです。 インドでは防虫剤としても使われています。 シルクやカシミヤ商品などを輸出する際、パチュリの乾燥させた葉を用いていた歴史があります。 高貴な布からエキゾチックな香りが漂うので、輸入されたヨーロッパでは、パチュリの香り=高級というイメージが定着したそうです。 東洋では昔から医療の分野で利用され、特に蛇の毒の解毒剤として用いられていました。 東洋での歴史は古く「Patchouli」は、インドのタミール語で「緑の葉」を意味するそうです。 和名は「かっ香」と言い、仏教では仏典にも出てくる重要な香りです。 白檀や沈香のように、お香や線香の調合にも使用されています。

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パチュリの香りは、鎮静作用があり、メンタル効果が優れていると言われています。 心に客観性を持たせ、落ち着きを与えてくれます。 迷いがある時や、眠る時にこの香りと共に過ごすと、不思議と心が安定してくるでしょう。 考えすぎたり、気を使って疲れる人におすすめです。 高濃度で使用しすぎると、神経を興奮させることがあるようなのでご注意くださいね。 主要成分の「パチュロール」には、皮膚組織を再生する働きがあります。

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ひび割れた肌をやわらかくするので、スキンケアにもよく使用されます。 ストレスによる過剰な食欲を抑制する働きがあり、ダイエットを応援してくれます! うっ滞除去・血行促進作用があるので、冷え性やむくみを改善にも有効です。 セルライトの解消にも役立つでしょう。 月経の悩みをやわらげる効果もあると言われています。 精油はメーカーによって、香りや成分含有率に違いがあります。 パチュリを購入する際は、「パチュロール」の含有率が30%以上のものを選ぶとよいです。 どの精油にも言えますが、できればいくつかのメーカーの香りを嗅ぎ比べて、好きなものを選んでいただきたいです。 涼しくなってきた夜、パチュリの香りをお供に。 この深みのある、どこか懐かしいような香りについて、自分なりの表現キーワードを考えるのも楽しいかも。(パチュリは妊娠中の方にはおすすめできません。 多量の使用は神経を刺激する可能性があります。)  

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