「牧のうどん」が福岡都心に帰ってきた!博多バスターミナルビルB1Fにオープン!

いわずと知れた福岡のソウルフードといえば、「うどん」。最近、ネット上で「10分どん兵衛」の「やわらかい麺」が話題となり、また、時を同じくして食のコンサルタントであるサカキシンイチロウさんが「博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか」(ぴあ株式会社)という本を出版するなど、「やわらかい麺=博多うどん」が脚光を浴びる中、博多のうどんの代表格である「牧のうどん」が3月18日、博多バスターミナルビル地下1階にオープンすることが分かりました!

出典:ファンファン福岡

「牧のうどん」といえば、“郊外にあるうどん店”というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。牧のうどんの本店は糸島市。以前、博多大丸やキャナルシティに牧のうどんがあったことを記憶している人もいらっしゃるかもしれませんが、それも10年ほど前に閉店しました。そんな牧のうどんがついに!約10年ぶりに!福岡市の中心部にオープンです!! 一部のフェイスブックやツイッターで既に話題になっているものの、「牧のうどん」には公式サイトがなく、これは実際に行って確かめないと…と思い、行ってきました!

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牧野うどんといえば、味とサービスの良さはもちろん、スピード感とボリューム感、そして安さが特徴ですが、ここ博多バスターミナルビル店はほかの店に比べ70円ほど高いようです。とはいえ、やっぱり安いです…。 同行してくださったのは、「博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか」の著者、サカキシンイチロウさん。

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本の中で、サカキさんは「牧のうどん」を徹底的に取材し、その味の魅力、関門海峡を超えない理由に迫っています。その本の中で、特に印象に残っているくだりが、「牧のうどん」のやわ麺の茹で時間はなんと40分もかけているということ。今回、「牧のうどん」の社長と常務にお会いし、その真相をあらためて伺いました。すると… 「『超やわ麺』は、65分~70分茹でます」と、驚きの回答をいただきました。

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1時間以上も茹でるなんて…。 讃岐うどんの茹で時間は15分以下のようですので、その茹で時間の違いに驚きです。店長は牧のうどんの麺について「やわい(やわらかい)」というより「ふわみ(ふわっとしている)」と語っていましたが、まさにその通りです!

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やわらかい麺はダシを吸い込み、食べても食べても減った感じがせず、むしろ麺が増殖している気がします。そして、昆布とカツオを使ったこだわりのダシ!味にも接客にも徹底的にクオリティを大切にするからこそ、福岡のソウルフードとして地元に愛され続けているんですね。しかも、食べたときはおなか一杯になるのに、消化がいいので胃がもたれない!福岡マラソンでランナーたちに牧のうどんが提供され、大好評だったのもうなずけます。

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これまではマイカーを持っていない地元の人にとってはなかなか通えなかった牧のうどんですが、博多バスターミナル店のオープンで通いやすくなりそうです。出張や旅行で博多に来られた人たちにもぜひおススメしたいと思います!  

※情報は2016.3.15時点のものです

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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