福岡県久留米市のおすすめスポット! ニュー&レトロがおもしろい街の魅力を徹底取材!

 歴史ある建物やレトロビルなど古き良き街並みを残しながら、新店も続々登場の「久留米」。ふらりと散策して楽しみたい福岡県久留米市内のニュー&レトロな6スポットを紹介します。

写真:だがしや まゑ
目次

NEW【だがしや まゑ】

懐かしの駄菓子がずらり! 昭和の世界にタイムスリップ
 「映画のセットなの!?」と言いたくなるほど、昭和の姿をそのまま残す建物に驚き。ここは、向かいにある馬肉料理店「つる屋」の夫婦が、築70年を超える建物の管理を受け継ぎ開店した駄菓子屋さんです。店内には約50種類もの駄菓子が並び、子供だけで来店の場合は「お小遣いで買いやすいように」と消費税は取らないそう。夫婦の優しさが染みる一軒です。

NEW 今年6月開店のレトロなニュースポット。「学校や塾帰りの子供たちが楽しめるように」と、営業は午後3時ごろから同6時ごろまで。大雨など悪天候時は休みに。「なめ猫カード」など、懐かしのおもちゃにも注目!

ロングセラーから最新のものまで、所狭しと駄菓子が並ぶ
昭和の部屋を再現した店内奥の展示も見どころ
駄菓子は1品20〜50円ほど

だがしや まゑ

住所 久留米市日吉町26-11 日吉村内
電話 0942-39-6768(つる屋)
インスタグラム@maemaemae610

NEW【クラシノモト】

暮らしを豊かに彩る 器と生活の道具たち
 北は栃木、南は沖縄まで各地の作家を訪ねて出合った器を中心に、リネン、カトラリー、調味料といった暮らしの道具も勢ぞろい。展示会も定期的に行い、9月23日(金・祝)〜30日(金)は、大分県で作陶する眞砂真砂子さん(写真下段の皿)の展示会を開催。毎日の暮らしや心が豊かになる、そんな一点がきっと見つかります。

NEW 今年4月、オープン10周年を機に野中町から通町の昭和通り沿いへ移転。心地よい陽光が差し込む空間で、ゆったりと器を選べます。展示会や扱う器の詳細情報はインスタグラムへ!

料理を盛るのが楽しくなる器をセレクト
表通りから裏へ回ると、外付けの階段と店内への入り口が
ギフトに最適なアイテムもそろう

クラシノモト

住所 久留米市通町105-21 2階
電話 0942-27-9731
インスタグラム@kurasinomoto
※会期中9/26(月)は休み

RETRO【ベトナムごはん Ne’-ne】

アジアンレトロな空間で 野菜たっぷりのランチを
 木造の階段を上った先には、今年7周年を迎える人気店「Ne’-ne(ネーネ)」が。フードコーディネーターの経験をもつ店主が作る現地感たっぷりのベトナム料理を味わえます。ランチは約4種類あり、不定期登場の「ベトナムプレート」はあるとラッキー。「川辺農園」から届く旬のハーブなどを使うおかずが5、6品も盛り込まれ、食べ応え満点です!

RETRO 築50年を超える2階建ての建物をリノベーション。元々の柱や梁(はり)を生かした空間には、ベトナムで買い付けた椅子や食器、雑貨が並び、アジアンレトロな雰囲気が漂います。“ベトナムっぽさ”満点の窓際席も◎

生春巻きなどがのるランチのベトナムプレート(1,000円)
営業中は国旗を掲げるので目印に
店内の壁は、黄と赤のベトナムカラー

ベトナムごはん Ne’-ne(ネーネ)

住所 久留米市日吉町26-42 2階
電話 090-4924-3787
インスタグラム@ne_neyuki

NEW【喫茶ざぼん】

“飲む”だけじゃない 楽しみが詰まったネオ喫茶
 50年の歴史ある「喫茶ざぼん」を受け継ぎ、店を切り盛りするのはWEBデザイナーでありながら、コーヒーインストラクターの資格を持つ爲田直樹さん。煎(い)りたてのコーヒー豆でいれるスペシャルティコーヒーや、店でカカオ豆を焙煎(ばいせん)して作るクラフトチョコレートが自慢です。「いりたて名人」という焙煎器を使ったコーヒー豆焙煎体験やクラフトチョコレート作り(要予約)もできますよ。

NEW 雰囲気は昭和のまま、取り組みは新しいニュースタイルの喫茶店。焙煎に加え、座学や市販コーヒーとの飲み比べを行う本格コーヒー講座(3,500円〜・要予約)も実施。レンタルスペースとしても利用できます。

レトロな家具もそのまま残す店内
本日のブレンドコーヒー(小350円)、
自家製クラフトチョコレート3種食べ比べ(250円)
コーヒー焙煎体験1回1,500円(予約不要)

喫茶ざぼん

住所 久留米市六ツ門町10-3 カワノビル2階
電話 050-3550-8864
インスタグラム@cafe.zabon

RETRO【日吉村】

ディープな異空間で 久留米グルメを満喫
 戦後のバラック市場の雰囲気を残したようなディープな空間に驚き。新鮮な馬肉料理が自慢の「つる屋」や久留米名物の骨付きカルビを味わえる「ちゃこーる旨小家」など、多彩な飲食店が並んでいます。いつもとひと味違う食べ歩きを楽しんでみては?

RETRO 戦後1950年ごろに闇市として誕生した「日吉市場」がその前身。むき出しになった木造アーケードの小屋組みやトタン屋根など、昭和の雰囲気に引き込まれます。

中央には休憩スペースも
夜の雰囲気も◎
定食ランチが評判の「みき」や小料理店、バー、焼き鳥店なども

日吉村

住所 久留米市日吉町26
電話 0942-39-6768
   (日吉村組合長・つる屋)

NEW【カレーパン専門店 FAM】

サクもちカレーパンと ふわもちドーナツを
 粉の配合から発酵まで研究を重ねた独自の生地が自慢。甘口ポーク、中辛チキン、辛口ビーフと3種類あるカレーパンのルーは「ナイルカレー」にオリジナルレシピで特注。約5種類あるマラサダドーナツ(150円〜)もクセになるおいしさです。

NEW 今年2月開店の専門店。1日300個限定販売で、週末には行列も。揚げていると思えないほど、油っぽさのない生地が格別です。新作・がめ煮カレーパンも登場予定。

フルーツソースを1つ選べる「土日限定マラサダPOP」(350円)
カレーパン250円〜
テイクアウトのみで、売り切れ次第閉店

カレーパン専門店 FAM(ファム)

住所 久留米市東合川2-12-14-5 
電話 0942-44-7350
インスタグラム@fam_currypan

New Open! 【KURUMERU】

 7月2日、久留米市のレクリエーションエリア「中央公園」内に「KURUMERU(くるめる)」が仲間入り。館内にはカフェとトレーニングルームがあり、詳細は公式サイトをチェック!

運動施設や庭園、広場、福岡県青少年科学館などを有する広大な「中央公園」
芝生広場や館内でヨガ、イベントも定期開催。最新情報はインスタグラムで告知
人気店監修のパニーニも!

KURUMERU(くるめる)

住所 久留米市東櫛原町1752-1
   中央公園内
電話 0942-64-866
インスタグラム@cafeandstudio_kurumeru

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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