世界のコマーシャル映像を上映する恒例イベント「世界のCMフェスティバル in FUKUOKA 2016」が16〜17、18日に福岡市で開催されます。
従来は夜から翌朝までのオールナイト上映だけでしたが、今年は子連れでも楽しめるよう昼間にコンパクト版を流す日程が加わりました。 上映総数は約400本で、今年は万国共通のキラーコンテンツともいえる動物CMを特集します。 猫を中心に犬やネズミなどが主人公の映像が続々と上映されます。このほか社会派作品も見応えがあり、何度も「死ぬ役」を演じた映画俳優が「一度しか死ねない皆さんは臓器提供の意思表示を」と呼び掛けるものや、交通事故で手足が義肢となった人が道路脇で交通標識を持ってドライバーを見つめるシリアスなCMも。海外作品には日本語字幕が付きます。
今年で18回目。主催者で福岡市在住フランス人、ジャンクリスチャン・ブーヴィエさん(67)は「CMは社会を映す鏡。いろんな国との出会いを楽しんで」とコメント。また「CMフェスは、参加者と作り上げるイベント。一緒に盛り上げてほしい」ともコメントしており、会場では鳴り物を配布し、ジャズの生演奏や、賞品の当たる抽せん会なども行います。 上映はオールナイトが16日午後11時〜翌朝5時、中洲大洋映画劇場(福岡市博多区中洲4丁目)、当日券が4000円。 デイバージョンが18日午後3〜6時、LIV LABO(福岡市中央区大名1丁目)、同3500円。 前売り券はともに500円引き。 お問い合わせは、世界のCMフェスティバル事務局 TEL/092-843-7370まで。