2021年のお正月、コロナ禍の影響で初のオンライン帰省に挑戦してみました。毎年夫側の親族は20名以上で集まっているのですが、さすがに今年はいつも通りの帰省はやめようということに。しかし親族が多いことで新たな問題も出てきたのです…。
コロナ禍の帰省方法をどうするか?
夫側の親族は人数が多く、毎年お正月には近所の義祖母宅に20名以上が集まります。なぜなら夫の母が4兄妹のため。しかも最近は結婚・出産ラッシュで毎年人数は増えていく一方です。2021年のお正月は25人で集まる予定でした。 しかし2021年のお正月は新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあり、さすがにこの人数で集まって食事をするのは避けたほうが良いだろうという声も親族のグループLINEからちらほらとあがりました。 もちろん私達夫婦もそれに賛成なのですが、義祖父母と同居している親族によると、どうやら祖父母は納得していないようだったのです。 義祖父母としてはいつも通り皆で集まって、孫やひ孫達に直接会ってお年玉を渡したいと思っていたそう。しかし義祖父母はかなりの高齢。「自分達はいつ死ぬかわからないのでお正月くらいは皆に会いたい!」とも言っていたようですが、万一誰かが感染して知らずに義祖父母にウイルスを移してしまうことのほうが気になります。 結局、頑固な義祖父母をなだめるため、LINEのビデオ通話機能を使ってオンライン帰省をすることに決まりました。
お年玉はキャッシュレス? それとも現金?
また、オンライン帰省となると当然出てくるのが「お年玉はどうするか?」という問題です。お年玉をもらう側の子ども達はグループLINEで「キャッシュレスでいいよ!」と言っていましたが、大人達は難色を示しました。 私達夫婦もお年玉を渡す側です。お年玉くらいはポチ袋に現金を入れて渡したいと考えていました。どうやら家庭によってはお年玉をキャッシュレスで渡すケースもあるようですが、やはり現金のほうが有難みが分かりやすいということで、キャッシュレス案は却下されました。 もちろんお年玉の出費が痛いからキャッシュレスに反対しているわけではないので、子ども達にはコロナ禍が過ぎて皆で集まれるようになるまで我慢させようと思っています。
オンライン帰省はスムーズに接続できず大苦戦
25名で前代未聞のコロナ禍のオンライン帰省をすることになったものの、問題になったのは接続状況です。 何家族もが同時接続するとデータ量が重くなり、映像が途中で切れてカクカクしてしまいました。また、皆で一斉に話し出すと誰が何を言っているのかわからなくなってしまうという問題も。 20分ほどそのような状況でバタバタしていると、親族のひとりが「ひと家族ずつ新年の挨拶や去年起こったこと、新年の抱負を順に話していく形式にしましょう」と何とかまとめてくれました。 普段は割とリラックスできる間柄の親戚一同なのですが、順々に話していくことで何となくかしこまって緊張してしまい、仕事のオンライン会議のような雰囲気になってしまいました…。結局、オンライン帰省はおよそ1時間でお開きに。 少し消化不良なオンライン帰省になってしまったので、無理して大人数で同時に顔を見ようとせず、落ち着いて皆で会えるようになるまで大人しく待っているのもアリだったなと思ってしまった経験でした。 (ファンファン福岡公式ライター/ヒイラギ)
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