放置すると歩行困難に…「巻き爪」は、どうやったら治せるの?

「巻き爪」の治療方法を、専門家に聞きました。

出典:まぽさんによる写真ACからの写真

放置すると歩行困難になることも。 足の爪が丸くなって皮膚の中に食い込み、やがて化膿や腫れを起こす「巻き爪」。別名「陥入爪(かんにゅうそう)」とも呼ばれ、主に足の親指にできると言われます。 生まれつきの場合もありますが、多くは後天的なもの。「安かったから」「デザインが気に入ったから」と言って、足に合わないサイズの靴を履いていませんか? 指が圧迫され、爪がどんどん食い込んでいく原因になります。 もし少しでも異常を感じたら、すぐに病院にかかりましょう。そのまま放置していると足の指が腫れあがり、靴が履けなくなる可能性があります。見よう見真似で処置することだけは、絶対にやめてくださいね。感染症を引き起こしかねません。また、日ごろの予防としては深爪しないように爪を長めに水平に切ることです。ラウンド型に切ると巻き込む原因になるので注意しましょう。 当院では、まず指の根元に麻酔をし、巻き込んでいる部分の爪を約3mm除去して生えないようにする「根治治療」をおすすめしています。状況にもよりますが、だいたい20分で終了し、約2週間で完治します。健康保険が適用されるので負担は1万円ほど。症状によって異なる場合がありますので、まずは気軽にお問合せくださいね。

木村専太郎クリニック 院長 木村専太郎先生 福岡市南区三宅3-16-18 パーク・サンリヤン大橋A棟101号 TEL/092-554-8800

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次