こんなときどうする? 子どもが頭を打ったときの対処の仕方

今回は、子どもが頭を打ったときの対処の仕方についてお話します。

子どもの周りには危険がいっぱい  子どもの成長はとても嬉しいですが、同時に危険に触れる機会も多くなります。運動発達過程における転倒・転落事故は乳児にとっては大きなリスクになります。  例えば、3ヶ月頃になると手足をばたつかせながらずり上がりができるようになるので、ソファやおむつ台から落ちてしまう可能性があります。ひとりで座れるようになっても、子どもは頭が大きいのでちょっとしたことでもバランスを崩して転んでしまいます。つかまり立ちやひとり歩きができるようになると活動範囲がどんどん広がってきますが、まだまだからだのバランスは上手にとれません。  そのため、家の中であっても転んでテーブルの角に頭をぶつける、窓やベランダから落ちてしまうといった事故が起こってきます。1歳半~2歳頃は外遊びの機会も増え、階段の上り下りやジャンプもできるようになる時期です。公園の遊具や段差などから落ちる可能性にも気をつけながら、子どもたちを見守っていく必要があります。

出典:ファンファン福岡

頭を打ったときの危険なサイン  頭を打ったあとすぐに泣きだした場合は、まず大丈夫です。1~2時間は安静にして様子をみるようにしましょう。危険なのは以下の症状がある場合。脳に何らかの障害(硬膜下血腫、硬膜外血腫など)が起きている可能性が考えられるので、すぐに病院受診の対処をしてください。 ■ボーッとしてしばらく意識がなかった ■顔色が悪い ■何回も吐いている ■いつもと様子が異なる(元気がない、不機嫌) (飯塚病院ホームページ「こんなときどうする?子どもが頭を打ったときの対処」より)  また、これらの症状は頭を打った直後に出るとは限りません。数日間は子どもの様子を気にかけるようにしましょう。また頭を打たなくても、頭を揺さぶることで頭の中で出血を起こすことがあります。これは「乳幼児揺さぶられ症候群」と呼ばれ、虐待との関連性が高いと言われています。

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出血やこぶができたときの対処の仕方は? ■出血 傷が小さくても出血が多い場合があるので、慌てず落ち着いて出血している場所を探します。傷が深かったり、なかなか血が止まらない場合は、清潔なハンカチなどで傷を押さえるなどしてすぐに病院に行くようにしましょう。 ■こぶ 頭皮の下でおきた内出血なので、通常の打撲と同様にこぶの部分を冷やします。出血が吸収されると、こぶは小さくなります。ただし、いつまでも小さくならないぶよぶよしたこぶ(帽状腱膜下血腫)は注意が必要。頭の骨が折れて髄液が漏れ出る髄液漏(ずいえきろう)の可能性もありますから、脳神経外科のある病院を受診してください。

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