母親の責任、いつまで…高畑淳子さんと同じ歳の息子をもつ母として 

MIKI・ファニット2人の子どもの子育てをしながら、専業主婦からいまの会社を立ち上げ、福岡市内を中心に、チアダンスや体育など、0歳からの運動スクールを運営しています。   最近、ショッキングだったのは、女優の高畑淳子さんの長男で、俳優の裕太容疑者による強姦致傷事件。まず、このような犯罪は許されない。辛い事件だと思っています。私には娘もいます。同じような事に巻き込まれていたら、やはり相手方のことを「許せない」と思うのは間違いありません。そして息子をもつ母親として、考えるものがありました。   「男の子を育てる」ということに、悩む母親は多いものです。 異性ということもあってか、戸惑う事もあるようで、相談を受ける事も男の子についての方が多いです。   〜よく聞く悩み〜 ・乱暴で落ち着きがない ・発達が女の子よりゆっくり ・言う事を聞かない  ・甘えん坊 ・男の子の育児への、期待がプレッシャー

出典:ファンファン福岡

以前、日本幼少児健康教育学会で、考察を発表したのですが、第一子に男の子をもつ母親の育児ストレスは、女の子をもつ母親より高い傾向にありました。   私も戸惑う事がありました。第一子は女の子でしたが、産んだ日に「次は男の子を」と夫の親戚から催促されました。赤ちゃん時代は、(あそこは)どうやって洗うの?おむつを変えようとしたら、おしっこが顔にピュ〜ッととんで来た事も。怪我も派手。幼少期には滑り台の高いところから落ちて救急車へ。中学、高校生になると、部活で骨折して入院なんてことも。心配をかける分、かわいくもあります。 そして成人。   息子も娘もそうですが。20歳を過ぎて、子ども達とお酒を飲みに行ったり、運転する車の助手席に座った時には、感慨深かったです。 子どもの成長って、うれしいもの。同時に少しの寂しさはついてきます。「母親定年」という言葉も受け止めていました。子離れ、親離れ。   そんな中、最初に、高畑さんの長男の事件をネットで見た時は、 「なんでこんな馬鹿な事したと?!やっと、仕事が来るようになったやん!!」と同じ歳の息子と重ね、思わず感情移入してしまいました。 ただ、同じ歳の息子をもつ母の私は、親はいくつまで責任があるのだろうか?という思いがよぎりました。 自分ならやはり親として申し訳ない気持ちで世間に顔向けできないと思うのですが、やはり母親の高畑さんに息子の性癖まで聞くインタビューを見て、なんとも言えない気持ちになりました。 少年法の適応が14歳に、選挙権も18歳に引き下げられ、世間では大人になる年齢が早くなってきているのに…。もちろん、やった事は許されません。ただ22歳の成人した息子に、どこまで親の責任を問われるのか…   そしてこういう時に出てくるのは母親です。母親は何をしていたんだ?! (高畑さんはシングルマザーですが)このような時に育て方を問われるのは、母親。パパの子育て参加も今は本当に盛んですが、なにかあった時に責められるのは母親が多い気がします。今後ますます、男の子を育てる母親のプレッシャーになる可能性があるなと、ふと考えました。   付かず離れず、成長とともに、その時々のいい距離感を保つことが子育てには大事。寂しさもあるけど、少しずつ距離は広がっていく。   時に、端から見ると子育てが上手くいっているように見える人も、仕事をしている母親は、実は「仕事をしている」というだけで、罪悪感にかられる事もあります。    ・子育てへの愛情が中途半端になっていないか?  ・自分が忙しく、ちゃんと育っているか?   こんな仕事をしている罪悪感は、父親は母親のようにはないのではないかと感じます。逆に、男性の目線から言うと、男女共同参画とはいえ、男性には、「男は一家を食べさせるもの」というプレッシャーがあります(これを「男性学」というそうですが…)   

出典:ファンファン福岡

犯罪は許されない。償っていくのはもちろんの事。 ただ母親だけを責めて追いかけるのは、私はもういいと思っています。   そして…そう思うと、やはり私は自分の仕事「0歳からの運動を通じての教育」を真摯にがんばろうと思います。人生の基礎つくりとなる「乳幼児期での親子の関係つくり」、子育てにプレッシャーを感じる方に何を届けるか、今後も考えていきたいと思います。

※情報は2016.9.2時点のものです

出典:なまはげみき

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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