話題の“鳥獣戯画展” 主役の明恵上人って本当に面白い!

九州国立博物館で特別展「京都 高山寺と明恵上人―特別公開 鳥獣戯画―」が開催中です。

出典:ファンファン福岡

注目は何といっても、九州初公開の国宝「鳥獣人物戯画」ですが、行ってみて分かったことがあります。それは、「明恵上人って面白い!」ということ。今回は、展覧会の見どころについて明恵上人を中心にご紹介します。 日本美術史上の傑作「鳥獣人物戯画」 会場に入ると、さっそく「鳥獣人物戯画」の作品が並んでいます。平安時代の絵巻物の中で最も親しまれ、最も愛されている「鳥獣人物戯画」。アニメ大国・日本が誇る最古の漫画です。

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「鳥獣人物戯画」は、甲乙丙丁の全四巻。前期(10月30日まで)が終わり、いよいよ11月1日から後期がスタート!(前期に行った人は、ぜひ後期の展示もお楽しみください!)

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うさぎやサルが水浴びしたり、相撲をしたり。擬人化された動物たちが生き生きと描かれた様子が楽しめます。「教科書で見た!」という方も少なくないでしょうが、各巻約10メートルに及ぶ大作です。東京で開催された時もかなりの行列ができたそうですが、並んで待つだけの価値は十分にありますので、ぜひお見逃しなく。 明恵上人のここが面白い! 明恵上人とは、京都・高山寺を開いた鎌倉時代のお坊さんです。何が面白いかというと… ■夢記(夢日記)をつけていた ■お釈迦さまの像に「愛する息子より」と書くほどお釈迦さまを慕っていた ■お釈迦さまへの熱い想いから自分の右耳を切った ■お釈迦さまが生まれたインドに行きたくて真剣に行程表を作成した ■離れた場所の様子を察知できる能力があった ■動物が大好きで子犬像をそばに置いて可愛がった 残っている数々のエピソードから、お釈迦さまに恋する一途な(危険なまでの)明恵上人の姿が浮かび上がってきます。

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明恵上人の夢日記は、18歳ごろから58歳までの記録が残っているそうです。宗教的なものから日常的なこと、色っぽいことまで内容はさまざま。明恵上人にとって、夢は起きているときの現実の体験と同じくらい大事な意味を持っていたようです。それにしても、40年も続けられるなんて、本当にまじめな方ですね。

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明恵上人のエピソードの中でも、特にびっくりなのが「耳切り事件」。こちら(↑)の「仏眼仏母像」の前で自分の右耳を切ったそうです。一体なぜ…? 理由が気になるところですが、「すべてはお釈迦さまの仏道を極めるため」。耳を切り、容姿を変えることで俗世の欲から離れようとしたそうです。その本気度がすごいです。 そして、こちらの可愛らしい子犬は、明恵上人が愛でて撫でたという作品。

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真面目で動物好きな明恵上人。その人となり、魅力が特別展で興味深く紹介されています。

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日本美術史上の傑作として名高い作品が楽しめ、世界文化遺産にも登録されている京都・高山寺を再興した明恵上人の魅力が存分に楽しめる特別展は、いよいよ11月20日(日)まで!必見です!

https://www.youtube.com/watch?v=JK7OH3bceIk

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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