レアの焼き鳥などの加熱不十分な鶏肉料理や鶏刺しによるカンピロバクター食中毒が多発しています。
カンピロバクター食中毒は、鶏肉が新鮮であっても発生します。
「カンピロバクター食中毒」とは?
●どんな食中毒?
カンピロバクターという細菌に感染することで起こる食中毒。
子どもや高齢者は重症化しやすいため、特に注意が必要です。
●主な原因
生や加熱不十分な鶏肉を食べることで起こります。
カンピロバクターは、鶏などの腸管内に生息しており、鶏肉に加工するときに高い確率でつくため、新鮮な鶏肉であっても危険です。
●主な症状
下痢、腹痛、発熱など。まれに、神経障害(ギラン・バレー症候群)を発症します。
家庭内でのカンビロバクター食中毒の予防法は?
●十分な加熱を!
目安は中心部を75℃ で 1 分以上加熱。十分に加熱して食べましょう。
●生肉を触ったらすぐに手洗いを!
生肉を素手で触ると、手に細菌がついてしまいます。触った後は、入念な手洗いを心がけましょう。
●調理器具を使い分けて!
調理器具を介して他の食品に細菌がつかないように、調理器具の使い分けを。
できない場合は、その都度きちんと洗って使いましょう。
●生肉を他の食品につけない!
生肉を購入した際や冷蔵庫で保存するときは、生肉や肉汁が他の食品につかないようにしましょう。
飲食店で食中毒が多発しています!
レアの焼き鳥などの加熱不十分なメニューや鶏刺しは避け、十分に加熱されているメニューを選びましょう。
●問い合わせ
福岡市 保健医療局 生活衛生部 食品安全推進課
E-mail:shokuhinanzen.PHB@city.fukuoka.lg.jp
提供:福岡市