【福岡県からのお知らせ】食品ロスについて考えよう①

 食品ロスとは、「食べられるのに捨てられてしまう食品」のことで、日本では年間で約612万トン発生しています。そのうち、事業系食品ロス量が約328万トン、家庭系食品ロス量が約284万トンで、およそ半分が家庭から生まれています(※農林水産省平成29年度推計値)。これは、日本人1人当たりに換算すると、およそ茶碗1杯分のご飯の量を毎日廃棄していることに匹敵します。  大切な食べ物を無駄に捨てることは、もったいないだけでなく、ごみの排出量を増やすなど環境負荷を増大させてしまいます。改めて普段の行動を見直してみましょう。

出典:福岡県
目次

あなたは大丈夫?食品ロスの危険度チェック

 知らず知らずのうちに食品ロスをしてしまっていることも多いです。まずは、以下の項目でチェックしてみましょう。

出典:福岡県

おうちでできるSTOP食品ロス

 食品ロス削減に向けて取り組める身近なことを、ご紹介します。 

①賞味期限と消費期限をしっかり知ろう!

 賞味期限は、「おいしく食べられる期限」です。過ぎたものはすぐに食べられなくなる訳ではありません。見た目や臭いでチェックしましょう。

②食材の保存方法を知ろう!

 例えばキャベツの場合、 ①丸ごと保存派:湿らせたペーパータオルを芯にあて、芯を下にしてラップに包み冷蔵庫へ ②カット派:断面にラップをかけて冷蔵庫へ ③冷凍保存派:食べるサイズに切って冷凍庫へ  食材によって保存方法はさまざまです。

③冷蔵庫をチェックして無駄遣いを防ぐ!

 ご自宅の冷蔵庫の中はどのような状況でしょうか。「いつ食べるか分からない食品が冷蔵庫いっぱいに入っている」「欲しいものがすぐ見つからない」「同じ食材がいくつもある」などありませんか。  休みの日などに、冷蔵庫の片付けをしてみましょう。奥のほうから、化石のようなにんじん、しなびたきゅうりが発見されるかもしれません。

福岡県食品ロス削減県民運動協力店(愛称:食べもの余らせん隊)について

 福岡県は、食品ロスを減らすため、県内で食品ロス削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食料品小売店を「食べもの余らせん隊」として募集・登録しています。  外食や買い物時に、登録店を優先的に利用し、食品ロスを減らす取り組みに協力してみてはいかがでしょうか。以下のキャラクターが目印です。

出典:福岡県

登録店舗募集中

 「食べもの余らせん隊」への登録店舗も随時募集中です。詳しくは以下リンク先をご覧ください。現在の登録店舗数は1,228店舗です。

食べもの余らせん隊

 「食べもの余らせん隊」に登録している店舗の、優良な取り組みを一部をご紹介します。(平成29年度時点)

事例① ギャラリー山帰来(久留米市)

出典:福岡県

<取り組み内容> ①食材に応じた保存方法で、長期保存 日付の管理や、食材によって冷凍・冷蔵など保存方法を工夫している。 ②野菜などの切り方を工夫 無駄なく使い切れるよう、野菜などは細切りにして、様々な料理に活用している。

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<取り組んだ感想>  保健所の勉強会で、食品の保存方法など学ぶ機会があり、ちょっとした工夫で食品ロスを減らすことができると知ることができました。  普段捨てられがちな食材も、工夫次第で活用できることも多いので、野菜の切り方などぜひ参考にしていただきたいです。

事例② 麺通様御用達 たけ屋(久留米市)

出典:福岡県

<取り組み内容> ①以前は捨てていた茹でうどん麺の切れ端を活用 茹でうどん麺の切れ端を「お子様うどん」として無料で提供している。 ②適量注文の呼びかけを実施 ミニうどんにしたり、おにぎりを一つから注文できたり、お客さんが適量を注文しやすいようメニューに記載している。

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<取り組んだ感想>  小さい子供を連れたお母さんが、子供を優先し自分が食べる時は、麺が伸びきっていることが多いことに気づき、出来立てのうどんを食べてもらえると思って、取組みを始めました。  お客様もサイズの変更は中々注文しづらいと思うので、メニュー表に記載しておくと活用しやすいと思います。  これからも食品ロス削減に向けた取組みを続けるとともに、お客様が注文しやすいようなお店作りを目指していきたいです。

事例③ 居酒屋 はげ坊主(福岡市)

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<取り組み内容> 今まで捨てていた魚の頭や野菜の葉などを活用した料理を考案すべく、 ①スタッフと試食・協議を重ねて、食材を再活用した新メニューを提供するようにしている。 ②魚の頭などを再調理する際、臭みを消すために薬味・にんにくなどを使って工夫している。

出典:福岡県

<取り組んだ感想>   普段捨ててしまうような食材を再活用する際も、お客様に喜んでもらえるような料理を提供しないと意味がないので、この取組は、食品ロス削減の観点からも必要ですが、料理人としてもチャレンジすることが大事だと再確認することができました。

福岡県環境部循環型社会推進課

電話:092-643-3381

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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