福岡県では、食べられるのに捨てられてしまう食品、いわゆる「食品ロス」の削減に向け、「福岡県食品ロス削減県民運動協力店」(愛称:食べもの余らせん隊)の募集・登録を進めています。 さらに、食べもの余らせん隊と、フードシェアリングサービスTABETE(タベテ)を運営する株式会社コークッキングとの連携事業に取り組んでいます。 本記事では、当連携事業の概要とその他の福岡県の取り組みをご紹介します。
フードシェアリングサービスTABETE(タベテ)
「TABETE」とは、食事が余っているお店とお得な食事を探しているユーザーをつなぎ、まだ安全においしく食べられるのに廃棄の危機にある食事をレスキューできるサービスです。アプリをダウンロードして活用し、食品ロス削減に協力してみてはいかがでしょうか。
TABETEの特徴
・料理が余って困っている飲食店、お惣菜店、パン屋さん等から、おいしく「お得に」食事をレスキュー(テイクアウト)できる。 ・登録費用、サービス利用無料。ただし、商品購入には商品代金がかかります。 ・クレジットカードでラクラク決済。お店ではスマホ画面を見せるだけ。 ・お店へ引き取りにいける、都合の良い時間を予約可能。 ・駅名や現在地から利用できるお店を検索できる。 ・近所のお店を「お気に入り登録」すれば、レスキュー情報(出品情報)を通知で受け取り可能。
フードバンク活動
福岡県では、まだ食べられるのにそのまま捨てられる食品を引き取り、食事に困っている人や福祉施設などに無償で提供するフードバンク活動の普及促進に取り組んでいます。フードバンクへの食品提供については、一般社団法人福岡県フードバンク協議会(TEL:092-410-5888)まで。
プラスチックごみ削減に向けた取り組み
食品包装等に使用されるプラスチックごみの海洋への流出が世界的な課題となっています。福岡県では、プラスチックごみ削減にも取り組んでいます。以下を参考に、身近にできることから一つずつ取り組みましょう!
①ワンウェイ(使い捨て)プラスチックの使用削減 ・マイバッグ、マイボトルを使いましょう。 ・プラスチック製ストローやスプーンがいらないときは断りましょう。 ②リサイクルの推進 ・プラスチックごみは、ルールに従って分別しましょう。 ③プラスチック代替品の利用促進 ・紙ストローなど、環境に配慮したものを利用しましょう。
福岡県環境部循環型社会推進課
電話:092-643-3381