皆さんから寄せられた気になるあのネタを「ファンファン調査団」が調べます!今回の依頼 は「福岡には 「神宿る島」があると聞きました。 具体的にどんなところ? 見に行くことはできるの? 分かりやすく教えてください! 」(ひとみん・37歳・女性)。世界文化遺産登録の関連遺産群と一緒に詳しく調査!
「神宿る島」とは宗像市の「沖ノ島」のこと。世界文化遺産登録の候補になった関連遺産群と一緒に詳しく調査!
1. 九州で唯一の候補地が宗像に
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は2017年世界文化遺産登録推薦候補にエントリー! 沖ノ島は周囲約4キロがほぼ岩礁に囲まれ、“海の正倉院”と呼ばれるほど、たくさんのお宝が眠っています。しかしなぜこんな絶海の孤島に……?
2. 島内には約8万点ものお宝が!
島では大陸から伝わった銅鏡、装身具など約8万点に上る宝物が発見されています。4~9世紀ごろに、対外交流の拠点として「古代のお祭り」が開かれていたからです。
3. 女人禁制なのはなぜ?
沖ノ島が女人禁制とされる理由はここに祀られている「田心姫神」がやきもちをやくから。男性も年に一度、限られた人数しか入れない。島で見聞きしたことは他言無用。一木一草たりとも持ち出せないのです。そんな神秘的な島。ますます入りたくなる……。 【調査結果】 参拝したい!という方は、男性は年に一度、抽選で選ばれた200人だけが上陸できます。女性はフェリーで大島へ渡り、沖合にある沖津宮の遥拝所までは行くことができます。 もっと沖ノ島を知りたいという方は「九州国立博物館」の特別展へ!