男性保育士は女児の面倒を見られない?保育現場の性差別問題について

出典:ファンファン福岡

2017年、新年明けましておめでとうございます。 って今更ですみませんwなんせプライベートでバタバタしてたので(その辺はまた後日) 「やのっちパパ」さて、早速気になるのニュースが入ってきたので、今回はそれについて書いていきたいと思います。 ニュースの内容はこちら 男性保育士に「女児の着替えさせないで!」保護者の主張は「男性差別か」簡単にいうと… 男性保育士に、女児の着替えや排せつなどの世話をやって欲しくない!という声が多いけど、それって男性保育士に対する性差別にあたるのではないか?

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千葉市の市長のツイッターをきっかけに、一部の女性ユーザーから「男性保育士の警戒するのは当たり前!」という反発の声が上がれば、「いやいや…」という論議が繰り広げられているニュースです。 元保育士の私にとって、この一連のニュースは、様々な問題が見え隠れしつつ、でもなんだか無駄に巻き込まれて、本質が見えないというのが本音です!! 一部の子育て中のママさんの声なのでしょうが、こうした問題(思い)については以前も聞いたことがあります。 2015年の11月のコラムでも少し触れました。 #87 「男女の性のリアル?あのセミナーから学んだこと(その2)」その中で… 職業においての男女間のギャップはまだまだあります。 その最前線には「保育士」という仕事があるのかもしれません。 「男性保育士さんには私の娘のおむつ替えをさせないでほしい!」 「着替えの時には、あの男性保育士さんは別な部屋にいるんでしょ?」 などなど、そんなもう一種の苦情のようなことを言う保護者もいるそうです。 これはもう もっての外なのですが、そういう風に… 「男性」ということで少し違う視線で見られるのが「保育士」という仕事。 と私は割り切っていたので、今回の騒動については今更??とも感じました。 それが市長の発言によって、改めて表に出て、話題になったのだと思います。 男性保育士 全体の保育士の数の中での割合ですが、5~8%いると言われています。 「男女雇用」「男女共同」と叫ばれる中、逆に男性が少ない代表的な職だと思います。 なぜ少ないのか? それは多くは給与の問題だと思います。中には、女性が圧倒的に多い職場環境に耐えられなかったということもあると思います。

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保育士が働く保育園なり施設ですが…そこに通う子どもたちは男女関係なく来ます。 そうした環境の中で、ほぼ女性の保育士さんが頑張っている!! 男児の世話に対しても、勿論女性の保育士さんが頑張っている!! 女性の保育士さんが男児の世話をすることに関し、「性差別」の問題なんて出たこともないでしょ?? で、す、が、 これが女児と男性保育士だと問題が出る。 同じ「保育士」という立場でありながら…。 これは大きな問題である!!さらにいえばありえない!! そんなことを言い出したら、仕事相手の性別で仕事を変えないといけない。 そもそも、「子どもの為に」という想いが誰よりも高い保育士さん。 男性だろうが女性だろうが、そんなやましい想いで保育をしている人はいません。 「…しかしながら、性犯罪の加害者の9割が男性でしょ??それは配慮して当然!」 と返してくる方もいるかもしれません。 それは中にはいるでしょ。でもそれと保育士の問題を結び付けるのはナンセンスです。 それを言い出すなら、「児童虐待の加害者の6割は女性!」という事実をどう受け止めるのでしょう?? 完全に女性だらけの保育士の世界は潰れていきます。 ざくっと…保育士の数は全国で42万人 男女割合は…女性39万・男性3万 男性の9割が性犯罪の加害者であるなら…2.7万人 女性の6割が児童虐待の加害者であるなら…23.4万人 この数の保育士が要注意で配慮すべき人物となります。

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そう考えると…男性だろうが女性であるが何も関係ない!! 男性だから性犯罪をするわけではなく、それを保育士の問題に重ねるのは見当違い過ぎます! だから市長が訴えている 「保育士という職種に対するプロとしての評価・敬意が男女問わずまだまだ…」 という意見に、私は激しく同意します。 保育士と言う専門性において、男女なんて関係ない!!! それは保育士だけでなく、様々な職業においてもそうです。 「男だから…」「女だから…」まだまだそんな固定観念にとらわれているところも多いでしょう。保育士の仕事もそういうことということ!! それが問題なのです!! 一部の声や考えだけで色々と他の要素を巻き込んでほしくない!! 兎にも角にも「保育士」という仕事や状況、そして取り巻く環境や論点をちゃんと捉えてほしい!!そう思います。 しかしながら… 男性保育士に警戒感を抱く一部のユーザーの声があるのも確か。 気になる親がいるのも事実。 ならどうするべきか?? 「この保育園には男性保育士がいます。」 「この保育園には女性保育士しかいませんので、ご安心を!」 そんな区別をしようものなら、それこそ大問題となります。 性犯罪も虐待も、そもそもが人間性の問題。 罪を犯す人が保育士の中にいるかもしれないし、先生の中にいるかもしれない。病院の先生、一緒に働いている同僚の中にもいるかもしれない。 そう考えると、もう子育ては自分だけでするのが一番安心!! そうするしかないと思います。 私を含め、親は子を育てる義務があります。 そして子どもを育てていく為に、色々なものを選択するのも親の役目。 男性保育士が嫌な方は、いない保育園を選べばよい!! 男性保育士が子育てに必要って方は、いる保育園を選べばよい!! そうやって育てていくのが親の役目!! そして保護者と保育士との信頼関係も大事。信頼関係があれば、もし男性保育士が気になる保護者がいても対応をしてくれるでしょう。 また、保護者の想いと同じく子どもの想いも大切です。5,6歳の女の子になれば、自分のことは自分でするとか異性への意識の芽生えがあるかもしれません。そこで子どもが「ちょっと、男の先生には…」という恥じらいなどあるようであれば、対応すべきだとは思います。 しかしそれ以外で、頭ごなしに 「男性保育士だから」「我が子は女の子だから」っていうのはやめましょ! 人のせい、誰かのせい、施設のせい、経営者のせい、学校のせいなどなど 「誰かのせいにする子育て」 「誰かに押し付ける子育て」 そんな考えやモラルのない親が多いな~と感じます。

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問題は単純!!! でもこの問題を解決・改善していく為には、色々と考えていかないといけないニュースだなと思っています。 男性保育士でも、一生懸命子ども達の為に、預けている保護者の代わりに、日々頑張っている人を私は沢山知っています!!

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逆に性犯罪などに手を出したり、女児だからとか、子どもだからとかいって、変な嗜好を持っている人は一切知りませんし、いません!! 男性保育士だから!なんて言わないで… ひとりの「保育士」としてしっかり見てほしいと思います。 ⇒#117 「スマホ育児から見る、現代の子育てと周囲の環境」につづく。

出典:やのっちパパ

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