福岡では冬に雪が降ったり積もったりすることは珍しいことですが、北海道は違います。最高気温でも氷点下になることが当たり前。大雪で飛行機が発着できないというニュースがあるほど、厳しい寒さなんです。そんな冬の札幌をLet’s一人旅!2017年、雪景色の札幌へ旅したい人におススメのスポットをご紹介します。
☆冬の札幌はココをチェック! 福岡市と札幌市の冬は別世界。まずは、一人旅を満喫するためのチェック項目をまとめてみました。 朝から行動すべし! ●16時過ぎには日が暮れるので行動は早めに あっという間に日が暮れます。1月6日から2泊3日で札幌へ行きましたが、16時に撮った時計台に、16時20分には照明が点灯していました。日差しがないと余計に寒く感じるし、防寒具はしっかりと着こんで朝早くからの行動をおすすめします。 ●朝ごはんは市場で新鮮な海鮮類に舌鼓♪ 札幌市内にある「二条市場」。駅近くのホテルから歩いて行けます(あとで気が付いたのですが地下街が充実しているので、かなりの距離を地下街で歩くことができます)。ここでは、新鮮なカニやホッケがずらり!威勢の良いお店の人の掛け声に食欲も沸いてきます。
北海道といったら海鮮ですよねー。並んでいたので待ちましたが、寒い中待ったかいがありました!温かい味噌汁の味がたまりません。もちろん、いくらとカニも!「その土地に行ったらその土地のものを食べろ」とよく言われますが、こんな贅沢なごはんは滅多に食べられません。店外ではカニの試食もさせていただきましたが、本当においしい!みなさんもぜひお店の人との会話を楽しみながら北海道グルメを楽しんでください。 そして、北海道グルメといえば「味噌ラーメン」や「スープカレー」、そして「ジンギスカン」!
ラーメンやカレーは一人で食べられるけれど、ジンギスカンは無理かな…と思っていましたが、空港のフードコートに一人前のジンギスカンがありました!
北海道グルメフェアは福岡でもたびたびありますが、やっぱり本場で味わうご当地グルメは最高です! ひとり飲みは適量を楽しく ●飲んだ後の雪道には要注意! とにかく雪道は転倒に注意が必要です。コンビニに転倒防止のグッズが販売されていたので途中それを購入し、靴に装着して街歩きしましたが、それでも怖い。酔ってふらつく人は本当に命がけだな・・・なんて思いながらサッポロビール博物館へ到着。
ここでは開拓使から始まるサッポロビールの歴史が学べます。時間がある人におススメなのは、プレミアムツアー(50分、大人500円、中学生~20歳未満300円、小学生以下無料)。ブランドコミュニケーターの方が分かりやすく案内してくれるほか、ツアーの最後には参加者しか味わえない「復刻札幌麦酒」と「黒ラベル」が楽しめます。 今回は時間がなかったので自由見学コースを選びましたが、それでも十分に面白い!歴代のポスターをはじめ、サッポロビールの変遷が分かる展示内容で、見どころ満載でした。
団体客がほとんどかと思いきや、家族や友人、あるいは一人で楽しんでいる人も多く、気兼ねすることなくスターホールで「サッポロ生ビール黒ラベル」「<北海道限定>サッポロクラシック」「開拓使麦酒ピルスナー」の飲み比べセットを注文。
ビールを一人でこんな風に味わう機会もあまりないのですが、ソムリエになった気分でそれぞれの味を堪能。「乾杯!」と言ってワイワイ飲むいつものビールと違い、なんだかちょっとオトナな気分が味わえました。 サッポロビール博物館 札幌市東区北7条東9丁目1-1 TEL.011-748-1876 ●夜はBarで至福の時間♪ 一人旅の醍醐味のひとつが、「普段あまりしないことに前向きに挑戦できる」ということではないでしょうか。福岡で一人で飲むことは少ないけれど、ここは知る人もいない北海道・札幌。「よし!バータイムを楽しもう」ということで、宿泊したホテルの最上階にあるバーに向かいました(ホテルのバーであれば、酔った後の雪道歩行の心配もありません)。
「福岡から来ました。北海道でおススメのカクテルを」と、外国人観光客になったような気分で注文。出てきたのは、イチゴと竹鶴を使ったカクテル。これがフルーティーで美味しい!おつまみもエゾシカのジャーキーやホタテなど北海道ならでは。美食の街・札幌の夜が満喫できました。 札幌全日空ホテル 26F スカイラウンジ「サッポロビュー」 札幌市中央区北3条西1丁目2-9 雪対策は万全に! とにかく冬の北海道は半端なく寒いです。でも、意外と建物内は温かいので「重ね着できる服装」をおすすめします。脱いだり着たり。その繰り返しでした。 また、福岡では見かけないこんなポスト(?)のようなものもありました。
これは何でしょう?歩いていると、本当にそこらじゅうにあります。
「滑り止め剤」が入っていて、「ご自由にお使い下さい」と案内が書いてあるので、中を開けてみると…
こんなものが入っていました。中は砂石のようなものでした。鹿児島では火山灰を捨てる砂袋のようなものがありますが、雪国では砂を撒いて歩きやすくするんですね。試しに撒いてみました。
確かに、砂石を撒いた後は歩きやすかったです。札幌へ行ったらぜひポストのようなこちらをチェックしてみてくださいね。 ※後編では札幌の夜景や外せない観光地を紹介します。 冬の札幌へひとり旅☆光と雪の大パノラマに感動!【後編】 あなたの投票で「札幌通No.1メディア」が決まる!投票者にはANA航空券が当たるかも!? http://www.sapporo-ichioshi.jp