わが家は、お下がりの最終処分場?!汚れたベビー服を大量にくれる義姉

子どもが生まれると、物入りなので、大抵の場合、お下がりは有り難いものです。特に短期間しか使わないベビーグッズは、借りられたら、嬉しいもの。 ところが、趣味じゃない洋服や汚れたお下がり、不必要な大型ベビーグッズを、大量に押し付けられたら・・・もう迷惑以外のなにものでもありません。 そんなお下がり地獄を味わった友人の話を、聞いてください。

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出産すると物は増える

出典:ファンファン福岡

 潔癖症な友人Aの家に、遊びに行くと、いつも驚かされます。髪の毛一本落ちておらず、キレイに片づけられた部屋は、まるでモデルルームのよう!  趣味は、もちろん断捨離。

 憧れの人は、「人生がときめく片づけ術」でお馴染みのこんまりさん。 そう断言するAは、必要最低限なものを厳選し、シンプルな暮らしを心がけていました。

 そんな生活が、急に変わったのは、妊娠をしてから。 子どもができて、ベビー服やベビーグッズをついつい買い込んでしまい、部屋が片付かないのではなく、旦那の義姉が、大量のお下がりを持ってくるようになったのです。

 趣味じゃないベビー服や抱っこひも、大きなベビーベッドやベビーバス、バウンサー、ベビーカー・・・ と、義姉から押し付けられた、お下がりは数え切れません。
 「お下がりは有り難いけれど、わが家は収納が少なくて、片づけられないから、お返ししたい」と伝えても、馬の耳に念仏。
 「子どもができたら、何かと物が増えるのは仕方ないことよ。いつまでも、そんなモデルルームみたいな部屋をキープできるわけないじゃない」と反論されて、お下がりは増える一方。

 お下がりはもちろん、義姉が頻繁にやってきて、義姉の子供が部屋を汚すことも、負担になっていきました。

お下がりはいりません!

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 「遠回しに断るから、伝わらないのかもしれない・・・」と思ったAは、ハッキリとお下がりを断ることに。
 「はじめての子どもだから、自分の趣味の物を買いたい。もうお下がりはいりません」と正直に訴えても、義姉は聞き入れてくれません。
 「ベビー服なんて何着あったって良いのよ。せっかく、キレイに使っていたんだから、有り難く思わなくっちゃ!」と恩着せがましく、お下がりを押し付けます。

 そもそも、義姉がキレイだと言う洋服は、食べこぼしや毛玉がたくさん付いていて、潔癖症のAが使えるものはないのです。 義姉がチェックするので、ベビーベッドやベビーカーは、消毒をして、仕方なく使っていましたが、本当はもっと最新の使いやすいベビーグッズを購入したいと思っていました。

 増え続けるお下がりに業を煮やし、使い終わった大型のベビーグッズや、サイズアウトした洋服を返そうとしましたが
 「うちはもういらないから、貴方の家で保管して。まだきっと弟が使うからキレイに使ってね。捨てては駄目よ」と念を押されてしまいました。

 ちなみに独身の義弟は、おそらく彼女いない歴と年齢がイコールのモテない系。義弟が結婚できるまで、お下がりを保管するとなると、何年かかるか分かりません。

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 ついに、何度断ってもお下がりを持ってくる義姉に、Aの怒りは爆発!!
 「わが家は、お下がりの最終処分場でも、お義姉さん専用のトランクルームでもありません! お義姉さんからいただいた物は、ほとんどが不要品なので、持って帰ってくれないなら、粗大ゴミ業者を呼んで、引き取ってもらいます!」と啖呵をきりました。

 義姉は
 「親切心を仇で返された」と怒り狂っていましたが、お下がりと一緒に義姉も断捨離したAは、すっきり爽快!  さらにAの旦那も
 「小さい頃から、姉貴には頭が上がらなかったのに、よく言ってくれた!さすが、俺の奥さん!」と喜んでくれたそうです。

(ファンファン福岡一般ライター)

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