ソニー生命保険株式会社は、2017年3月21日~3月27日の7日間、全国の中高生に対し、「中高生が思い描く将来についての意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(中学生200名、高校生800名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社) いまどきの中高生が思い描く将来とは―?
【中高生がイメージしている将来】
日本の将来のイメージ 10年後は「明るい」 中学生では39%、高校生では31%
全回答者(中学生200名、高校生800名)に、10年後の日本や世界に対して、どのような見通しをもっているかを聞きました。 中学生についてみると、【10年後の日本】に明るい見通しをもっているのは38.5%、【10年後の世界】に明るい見通しをもっているのは37.5%と、どちらも約4割となり、不安を抱いている中学生(10年後の日本61.5%、10年後の世界62.5%)のほうが多くなりました。 高校生では、【10年後の日本】に明るい見通しをもっているのは31.4%、【10年後の世界】に明るい見通しをもっているのは31.0%と、どちらも3割となり、中学生同様、不安を抱いている高校生(10年後の日本68.6%、10年後の世界69.0%)のほうが多くなりました。 10年後の日本、世界に対しては不安を感じている中高生のほうが多いようです。
【中高生がイメージする大人とは?】
中学生の“大人”に対するイメージ 「大変そう」「疲れている」は9割近く、高校生では9割以上に
また、全回答者に、いまの“大人”に対するイメージを聞いたところ、中学生についてみると、「大変そう」(87.5%)や「疲れている」(88.5%)、「楽しくなさそう」(66.5%)、「暗い」(61.5%)といったネガティブなイメージをもっている中学生が多く、「元気」(11.5%)や「楽しそう」(33.5%)、「明るい」(38.5%)といったポジティブなイメージをもっている中学生は少数派となりました。 ここで、2011年調査の結果と比較をすると、「厳しい」(2011年19.7%→2017年47.0%、27.3ポイント上昇)や「暗い」(2011年49.4%→2017年61.5%、12.1ポイント上昇)といったイメージをもつ中学生の割合は大きく上昇している結果となりました。
高校生についてみると、中学生同様、「大変そう」(93.2%)や「疲れている」(92.5%)、「楽しくなさそう」(73.5%)、「暗い」(67.6%)といったネガティブなイメージをもっている高校生が多く、「元気」(7.5%)や「楽しそう」(26.5%)、「明るい」(32.4%)といったポジティブなイメージをもっている高校生が少数派という結果になりました。 中高生が思い描く将来についての意識調査2017 ■調査対象 ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の中高生 ■調査期間 2017年3月21日~3月27日 ■調査方法 インターネット調査 ■調査地域 全国 ■有効回答数 1,000サンプル(有効回答から中学生200s、高校生800sになるように抽出) (内訳)サンプル数の内訳は以下のとおり 中学生200s(男子100s・女子100s) / 高校生800s(男子400s・女子400s) ■調査協力会社 ネットエイジア株式会社 ※ソニー生命調べ