ただいま博多座では、中村橋之助改め八代目中村芝翫、中村国生改め四代目中村橋之助、中村宗生改め三代目中村福之助、中村宜生改め四代目中村歌之助の親子4名同時襲名公演、「博多座六月大歌舞伎」が大好評上演中(6月26日千秋楽)です。
そこで今回は、歌舞伎&博多座観劇の“イロハ”について超ダイジェスト版でご紹介します! イ)イヤホンガイドを借りましょう。
イヤホンガイドはいわば“同時通訳機”。歌舞伎初心者には必須のアイテムです。 1台1700円ですが、保証金の1000円は返却時に戻ってきます。実質700円で歌舞伎がより身近なものに。 ロ)ロビーの展示も要チェック。
客席ロビーには、公演に合わせた企画展示が盛りだくさん。観劇の記念にぜひ写真に収めましょう。 ハ)博多の街に初夏の訪れを告げる風物詩
博多座六月大歌舞伎の開催に合わせて、毎年5月末に開催される「船乗り込み」。今年は3万人の人出でにぎわいました。 二)二階席もおすすめです。
舞台を一望できるのが二階席の良さ。本公演では佐藤可士和氏デザインの祝い幕が舞台に華を添えています。 ホ)本格的で多彩な公演が目白押し。
へ)弁当のバリエーションが豊富。
客席ロビーには弁当やお土産品を販売する出店がずらり。大いに迷うのも観劇の楽しみの一つです。 ト)とても貴重な休憩時間。
食事は30分間の休憩時間に。食堂の予約やお弁当の購入は開演前に済ませておきましょう。 チ)ちょっと気になるロゴマーク。
山笠で使用する「舁き縄(かきなわ)」を用いて縁起物の松を描き、末広がりで結ぶ。博多の劇場(芝居小屋)のロゴマークとしてこれ以上ないデザイン。博多が生んだ天才絵師・西島伊三雄氏の作です。 リ)理想を越えたプレミアムな劇場空間。
博多座でのひとときは、“一つの旅”といっても過言ではないでしょう。本格的な歌舞伎、ミュージカル、宝塚公演に対応できるハイレベルな舞台・客席装置を備えた天下無二の劇場。それが博多座です。 まだ行ったことがないという方は、この機会にぜひ一度足を運んでみてください!