博多座で絶賛上演中の大人気ミュージカル「レ・ミゼラブル」の夏休み親子観劇会&子役体験会が8月7日(月)、博多座地下2階リハーサル室で開催されました。
参加したのは、小学生の子どもたち15人とその親の計30人。初めてミュージカルを観劇した子どもたちも少なくないようでしたが、マダム・テナルディエ役の森 公美子さんとジャベール役の川口 竜也さんからさっそく発声練習や歌唱法を学んだ子どもたちは、元気よくリトル・コゼットの歌とガブロージュの歌を熱唱。最初は声が小さかった子も、身体を動かしたり、大きな声を何度も出すことで、森さんや川口さんから「すぐ舞台に立てるよ」と言われるほど上達していました。
歌の練習の合間には、森さんがオペラ風に歌ったり、川口さんが大人の男性の声質で少年の歌を歌ったりして、同じ歌でも「歌い方によって違う世界がみえてくる」(森さん)ことを子どもたちは実感しているようでした。 最後は、「民衆の歌」を親子そろって熱唱。高音を出すのが難しい場面もありましたが、森さんの「自分の声を信じて」「自分の声を響かせて」といった呼びかけに、15組の親子たちの気持ちのこもった大熱唱が響き渡りました。
「声は人間に与えられた最大の武器。声はみんなを幸せにすることができる」と森さん。わずか1時間の体験会でしたが、参加した子どもたちはイベント開始前とはまったく異なる表情で、「ありがとうございました」と大きな声であいさつしていました。
詳しくは、博多座公式サイトまで。