夫は重度の心配性!? 妄想が激しすぎる夫にドン引きするズボラ妻

 夫は何かと心配性。ズボラな私からすれば杞憂にすぎないことを夫は常に心配しています。「そんなに心配しすぎて疲れないのかな?」「かわいそうだな…」と思うのですが、時には妄想が激しすぎて理解に苦しむことも。そんな夫のドン引きエピソードをご紹介します!

目次

最初は冗談だと思っていた夫の心配性

写真AC

 今思えば、心配性の片鱗は結婚する前からありました。デートを終えて私の実家の前まで車で送ってくれた時のことです。
 「じゃあ、またね」と私が車から降り手を振ると、夫は
 「家の中に入って鍵を閉めたら連絡してくれる? 無事かどうか確認したいから」と言うのです。

 どこかの富豪の邸宅ならともかく、しょせん庶民の家。門から玄関まではせいぜい数秒の距離です。その間に何が起こるというのでしょうか。

 私が不思議に思って
 「なぜ?」と聞くと、
 「木の茂みにテロリストが隠れているかもしれないし、拉致される可能性もあるから」と平然とした顔で言っていました。でもその時は彼なりのユーモアのつもりなのか、
 「そのくらい心配になるほど君が大切だよ」という独特のアピールかな、くらいにしか思っていなかったんです。

ゴミ出しから帰ってきたら大男が床に…

 結婚して私たちはマンションの5階に住むことになったのですが、ズボラな私は1階のゴミ収集場に行って戻って来るまでの2~3分の間、いつも玄関のドアに鍵をかけていませんでした。何度か夫から注意されましたが返事だけ良い私は、ある日また鍵を閉めずにゴミ出しに…。

 ゴミを捨て、早朝だったので夫を起こさないようにドアをそっと開けると、玄関の床に183cmの夫が横たわっているではありませんか! 私はギョッとして
 「何、どうしたの?!」と聞くと、夫は玄関に寝そべったまま眠そうな目を開けて
 「また鍵閉めずに出て行ったから不審者が入ってこないように、ここで寝ていようと思って」とのこと。(あなたが不審者だってば…)と思いつつ、二度と鍵を開けっぱなしで出掛けないことを強く誓ったのでした。

心配性が役に立つこともある!

写真AC

 それ以降も、私が車内に飴やガムを置いていると
 「見ていない間に誰かに毒を入れられたらどうするの?」と怒り、換気のために誰もいない部屋の窓を開けっぱなしにしていると
 「不審者が入ってくるからやめて」と言います。

 子どもが産まれてからは心配性の本領発揮で、子どもが幼稚園に入園したときなどは
 「子どもが幼稚園に慣れるまで毎日様子を見に行っていいか先生に聞いてほしい」と私に頼んできました。子どもがまだ着替えやトイレをひとりで上手にできないから手伝ってあげたい、友達とトラブルにならないか心配、先生達を信用できない、という理由のようです。

 これには私もさすがに腹が立ち、
 「子どもの自立する機会を親が奪ってどうするの! 自分の心配を軽減したいだけでしょ! 先生達が信用できないならなぜ幼稚園に入園させたの!」などと、まくし立てました。夫は不機嫌そうな顔をしながらも何も言わず、幼稚園に行くのは何とか諦めてくれたみたいです。

 こんな心配性な夫ですが、いいところもあります。それは、子どもから絶対に目を離さないこと。そして、出掛ける時に下調べから予約まで毎回しっかりしてくれるので、外出先での失敗が少ないことです。

私みたいに目的地に着いてから
 「あ、ごめーん、今日この店お休みだったわ!」とか、「駐車場が見つからない~!」ということにはまずならない、正反対だからこそ上手くいくのかもしれませんね(笑)

(ファンファン福岡公式ライター/あそうママ)

あわせて読みたい
私はあなたの母親とは違う! マザコン旦那の信じられない一言に怒り爆発 育児や家事、仕事を、たったひとりで頑張ってきたワーキングマザーが、専業主婦並みのお世話を求めるマザコン旦那に爆発! いったい彼女に何が起きたのでしょう・・・?!
あわせて読みたい
信じられない! 家族の中で一人だけ贅沢する金欠旦那 結婚後に発覚した、旦那との金銭感覚のズレ!子どもが生まれてきても、贅沢三昧の金欠旦那に、しっかり者の妻が下した制裁とは・・・
あわせて読みたい
<ただの同居人?>いつまでたっても父親になれない旦那に三行半を! わが家は私と旦那、息子2人の4人家族です。でも実質的には父親不在の状態。少しでも子育てに協力してほしい、と期待してきた私ですが… 世の中には親になれない人もいる、という現実を思い知らされたエピソードです。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次