イタリアンの前菜として定番のカプレーゼ。使う食材はシンプルでありながら、実際に作ってみると、おしゃれに盛り付けるのは難しい…なんて経験はありませんか? この記事ではそんな悩みをフードコーディネーターが解決! 自宅ですぐ真似できる、おしゃれなカプレーゼの盛り付け方を紹介します。カプレーゼを作る時に是非試してみてください。
気をつけるべきところは?
カプレーゼをおしゃれで華やかに盛り付けるコツは 1. 食材とトッピング 2. 盛り付け方法 3. 食器・カトラリー の3つのポイントがあります。 これから写真付きで細かくレクチャーしていくので、是非参考にしてください。
1. 食材とトッピング:ポイントは「赤・白・緑の色バランスとシズル感」を出すこと
カプレーゼをおしゃれに仕上げるには、まず食材選びが重要です。 このとき、ポイントは2つあります。 (1)メインの3色(赤・白・緑)の色バランスを整えること 彩りの良い食材を選ぶことで、華やかな印象を作ることができます。 (2)トッピング(オイル)でシズル感を出すこと オイルの照りを加えることで、美味しそうなツヤ感を出すことができます。 これらを踏まえて食材を選びましょう。今回は下記の材料を用意しました。 (1)彩りの3色を意識した食材 赤:トマト 白:モッツァレラチーズ 緑:バジル (2)トッピング(オイル) トッピング:オリーブオイル、塩・ブラックペッパー
2. 盛り付け方法:ポイントは「立体感」を出すこと
続いて、盛り付けです。ここでのポイントは、立体感を出すことです。 高さを出した盛り付けをすることで皿の上に動きが出て、おしゃれになります。 食材を平べったく並べると、のっぺりした印象になってしまうので注意してください。 ここからは食材を盛り付ける順番に、詳細を説明していきます。
1. トマトとモッツァレラチーズは幅を均一に交互に重ねる
トマトとモッツァレラチーズは、円になるように重ねて盛り付けます。こうすることで高さが生まれ、盛り付けに立体感が出ます。ポイントは、トマトとチーズの表面が見える幅を、均一にすることです。赤と白が均等に見えることで、より綺麗な印象に仕上がります。
2. バジルは葉の先を皿の円に沿わせるように盛る
続いて、バジルを全体にふわっと盛り付けます。バジルの場所は、皿の中心の隙間と、皿の端の4箇所を意識すると良いです。ポイントは、バジルをばらばらと置くのではなく、葉の先を皿の円に沿わせるように置くことです。そうすることで、どの部分も赤・白・緑の色バランスが良い印象に仕上がります。 また、バジルの葉を選ぶときはサイズに注意しましょう。葉が大きいと皿全体に圧迫感が出て、緑が強い印象になってしまいます。適度な大きさのものを見つけて選ぶと良いです。
3. オリーブオイル、塩・ブラックペッパーは全体に満遍なくかける
最後に、仕上げのオリーブオイルをまわしかけます。ポイントは、全体に均一にまわしかけることです。オリーブオイルのツヤ感が皿のどの角度からでも見え、美味しそうに仕上げることができます。塩・ブラックペッパーもオリーブオイル同様に、全体に散らしましょう。味・見た目ともに良く仕上がります。
盛りつけポイントのおさらい
華やかなカプレーゼを作るためには、盛り付けで立体感を出すことが大事です。 上記で紹介した、3つの工程・ポイントを意識しましょう。 1. トマトとモッツァレラチーズは幅を均一に交互に重ねる 2. バジルは葉の先を皿の円に沿わせるように盛る 3. オリーブオイル、塩・ブラックペッパーは全体に満遍なくかける これらのポイントを押さえれば、立体感のあるおしゃれなカプレーゼを作ることができます。 是非試してみてください!
3. 食器・カトラリー
最後に、カプレーゼの盛り付けに使用した食器・カトラリーのポイントを紹介します。
(1)食器:白色の丸皿を使用すること 丸皿:パーティメニューとして活躍する場合、どの角度からでも食べられる丸皿がおすすめです。 白色:食材それぞれの彩りが引き立つよう、シンプルな白色の皿を使うのがおすすめです。 (2)カトラリー:淡い色を使用すること ランチョンマット:カプレーゼの3色(赤・白・緑)が主役になるよう、落ち着いた淡い色のランチョンマットを使用するのがおすすめです。
自宅で華やかなカプレーゼを!
今回は、カプレーゼをおしゃれで華やかに盛り付けする際のポイントを紹介しました。 食材1つ1つの盛り付け方を意識することで、仕上がりが素敵になります。 皆さんも自宅で是非試してみてください。
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